6時間目のLHRでは2年生はできたてほやほやのしおりが配られ、沖縄にむけてみんなの気持ちも高まってきたようです。
3年生は進路ガイダンスを行いました。
今回のガイダンスは、卒業生6名に来てもらい、6つのグループにわかれて行いました。
どのような力を高校でつけておけばいいかなどを聞き、待ち受けている卒業後の長い人生にむけて準備をしておこうということで、卒業して様々な職業についている人、自分で事業をおこしている人から話を聞きました。
どの人の話を聞きたいか事前にアンケートを取って質問も考えてもらいました。
”社会人になって1番こまったことは何か”
”大学に入った当初の話を聞きたい”
”夢を実現するためにどんな気持ちでいたらいいか”
”留学の話を聞きたい”
”障害者福祉に関わる時の心持ちなど”
”知的障害者施設での仕事について”
”卒業後の仕事は大変か”
”楽しいというその仕事の話を聞きたい”
”北星で経験してよかったことは”
他にも聞きたいことは沢山あるようでした。
講師をやってくれた卒業生はこんなことを語ってくれています。
「北星の経験が活きていることの一つ目は、自分の弱みを人にみせることができるようになったことで自己受容がふかまったこと。
北星はみんななにかしら社会や大人から弾かれてしまった経験をしています。それを友達同士で語り合うという経験は自分の自己受容を深める上で決定的に必要でした。大学や社会でそういった友人を作ることがいかに難しいことか、北星がどれだけ素晴らしい場所だったかを思い知ることになった。」
大学進学後のアドバイスとして「自分から壁を作るようになると続きません。大学が専門では高校以上に自主性が高くなり、その分だけ選択と決断を求められます。」と言ってくれた方もいました。
卒業後いろいろな道に進み、多くの経験をしてきた先輩たちだからこそ真実味をもって語れることがたくさんあったようです。3年生のみなさんしっかりと心に刻んで今後の参考にしてくださいね。
6時間目だけではたりなかったようで、放課後になっても残ってくれている卒業生といつまでも楽しそうに話す姿が見られました。
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