3年生の授業に「現代文」という科目がありまして、そこで使用している教科書に「逆さに地図を眺めてごらん」という作品があります。筆者はSF作家の小松左京氏です。
ざっくりと内容を語ると、固定観念や習慣にとらわれて物事を見ると、新しい発見がないばかりか、間違った方向に進むこともある。目の前に転がっている事柄は「あるがままに見る」ことができる事で、新しい発見や新しい基準を作り出すことができる。というものです。
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その作品が試験問題に使われたときに、本間先生が試験監督として3年生の教室に行ってました。問題文を見ていたとき「ピンっ!」と反応したそうで、「いつかこんな地図を描いて、何かに使ってやる!」と企んでいたそうです。
今堀も、数年前、この作品を授業で使いましたが、なかなか面白いです。ちなみに、未だに逆さの地図を「あるがままに見る」ことはできていません・・・。