2015年10月24日土曜日

土曜日の学校


北星余市高校では昨年度から地域のみなさんと学ぶ場として”あおぞら教室”を開いています。
今日は余市の味覚であるりんご”紅玉”をたっぷりつかった甘酸っぱいりんごケーキを作っていました。



こちらのケーキは卒業生の果樹園でとれたりんごを使っています。




今日は午前の部と午後の部にわかれており、生徒もたくさん参加しています。

先生手作りのアップルパイを食べながらケーキが焼けるのをまっています。


りんごの皮をむくのに苦労しているようです。


手軽で簡単にできるので失敗しないでおいしいケーキができました。

私もおすそ分けいただいちゃいました♪
来週はボルシチ作りです。
今後もクリスマスリース作り、メロンパン、シュトーレンなど興味深い講座が開かれます。



体育館ではフットサル部が練習に励んでいました。
実は明日は札幌で試合があるのです。


試合に向けて毎朝7時から朝練にはげみ、放課後も頑張っていました。

練習の成果がでると良いですね。みんながんばれ!!







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2015年10月22日木曜日

生徒会役員選挙立会演説会

今日で中間試験が終わりました。
試験の後には50期後期生徒会役員選挙の立会演説がありました。
今回は12人の枠に14人が立候補しました。
やる気あふれる50期のみなさんの演説はどれも素晴らしかったです。
”先輩たちの真剣な姿や盛り上げている姿を見て自分も楽しい行事を作り上げていきたい!”
”どんな人でも楽しく過ごせる学校にしたいです”

”この学校に来てよかったと思える学校にしたい”

”みんなを楽しませたい”
”今日楽しいなって思える日をつくりたい”
”一人でも多くの人が楽しめる機会を一回でも多くつくる”



”いつも笑ってみんなを元気にしたい!”
思いはそれぞれ違いますが、学校のことを思う強い気持ちがみんなから伝わって来ました。

演説のあとは投票です。

どんな結果であれ、それぞれの立場でできることを頑張っていってほしいですね。

選挙管理委員のみなさんも開票作業お疲れ様でした。
選挙の結果は来週の月曜日に発表になります。
ドキドキしますね。



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2015年10月21日水曜日

「自分、この学校にいる中でこの先生嫌だなっていう先生がいません。みんながみんな、面白いところがあって、悪い先生がいないと思う」 近藤廉太くん(高2)のインタビュー


 出身はどこなんだろう?あと、この学校に来た理由を教えてほしいな。

近藤 出身は北海道の登別です。今は下宿にいます。北星余市にきた理由なんですけど、中学校のときに学校に行っていなくて、中学の担任がパンフレットを出してくれて、それで北星余市のことを知った。それで、家の近くにある学校だと「親に甘えてしまうかもな」と思って、寮のある北星余市を見たいと思いました。そのあとに学校祭を親と一緒にきて、ここの学校を選びました。

中学校の時は最初のときは部活動をやっていたんですが、自分は中学校の雰囲気とかで身体的にも心的にも息ができなくて、心も辛くなってきて・・・。でも、友達はちゃんといたんですけど、いきづらい気持ちが出てきて、行かなくなり、行かなくなると行きづらくなるので、毎日家で過ごして朝に寝て、夜に起きる、昼夜逆転の生活になってきた。中2のときからそんな感じでしたね。




  

北星余市の入学した時に印象を教えて下さい。

近藤 中学のときに比べると息がしやすくて、本当に大きく息をできるというか、それを噛み砕いて話すと、中学校の時は人の目を気にしていた。自分の見た目とか、身なりとか、人の目を気にして生活していたから、息が詰まるような生活、落ち着いていられない状況でした。

でも、北星余市にきて、今でも人の目を気にすることもあるけれど、昔よりも楽にいられると思う。一番わかり易いのは、この学校は職員室に入りやすい学校なんですよ、びっくりするぐらい。そこは本当にすごいと思っています。他の学校から見ると、ノックをしてから「すいません」と入ると思うんですが、この学校はみんな人がたくさん入ってきて、先生と話したり、コミュニケーションをとっていて、憩いの場みたいになっている。居場所のようなものになっているのが、いつもすごいと思っている。みんなくる、職員室に。生徒がいないときがない。それはやっぱり先生たちがそういう先生だから、生徒たちも来たくなるんじゃないかなって思うんですよね。

あと、自分、この学校にいる中でこの先生嫌だなっていう先生がいません。みんながみんな、面白いところがあって、悪い先生がいないと思う。生徒と先生、いい意味で全員が変なんだと思う(笑)、でもそれが良い所なんだと思う。みんな個性があって、いろんなことを考えられていて、みんなすごいところがあって、そんな風に日々思う。この生活がいいなっていつも思う、すごい勉強になる。







いいね〜、そういうの。楽しかったことはどんなのがある?

とりあえず自分は楽しいこととかを悔いをないようにして過ごそうと思っていて、部活動とかをすごくやっているんですが、自分は1年生のときから軽音部をやっています。かおるくんというピアノができる子とバンドを組んでいる。それをやって、1年生から2年生にかけて表現する場でライブとかやらせてもらっているですが、そのときは最高です(笑)。そういう表現とかも好きだから、とっても楽しいです。



この学校にはどんな人が来てもらいたい? 

やっぱり、普段の生活が楽しくないと思っている人、中学生とか高校生とか枠がとらわれなくていいと思っているんですが、高校に入れるぐらいの年の人だったら、どんな年でも来て欲しいと思っています。ここにきて、楽しんでもらえたらなと思っている。何か今の状態から抜け出したいと思ったり、どうにか変えたいと思ったら、ここの学校なんだと思う。特に北星の学祭とかに見学とかきたりしてほしいと思っています。 このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年10月20日火曜日

中間試験が始まりました。

教育相談会の季節になりました。
17日は八王子、18日は名古屋で教育相談会を行ってきました。
卒業生も来てくれて在校時代のお話をしてくれて、相談に来ていた方に勇気を与えてくれました。
在校時代はこんなふうに話ができるようになるなんて信じられないくらい、いろいろやらかしてくれたみなさんですが、その分卒業した有り難みが身にしみてわかるようです。

卒業生が語る体験談はどの子の話も聞いていて本当に面白いです。

私も久しぶりに自分のクラスの生徒に会えてとても嬉しかったです。

これからもいろいろな場所で相談会があります。
卒業生のみなさん元気な顔を見せに是非遊びに来てくださいね。

お手伝いしてくれたPTAのみなさん、卒業生のみなさん本当に有難うございます。
学校では中間試験が始まり、生徒たちは一生懸命お勉強しています。
勉強をしている生徒を応援している生徒がいますが、自分のお勉強は大丈夫なのでしょうか(笑)。

友達に教えてもらっている人もいます。


休んでいた時のプリントを一生懸命やっている生徒もいます。

数学の先生が試験のための特別授業もやってくれています。
これで明日の数学の試験はばっちりですね。



たくさんの2年生が明日の試験に向けて積極的に取り組んでいました。


その一方で、試験の直後に生徒会の立会演説と選挙があるので、立候補者は演説を考えたり、ポスターを作成したりしなければいけません。
試験勉強と同時進行で大変ですが頑張ってください!


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2015年10月15日木曜日

第1回修学旅行実行委員会が開かれました

2年生の修学旅行実行委員が動き始めました。
今日は始めての実行委員会。各クラス7名ずつの実行委員が集まりました。

まずは修学旅行全体の流れの確認をし、そのあとは実行委員長を決めます。
委員長は立候補により2Cの小林くんがやることになりました。

そのあとは、レクリエーション班、新聞班、平和班の3つの班分けを行います。
班分けも班長さんも自ら手をあげる子ばかりでスムーズに決まっていました。
中間試験後に本格的に動き出しますが、それまでに修学旅行をどうやったらみんなで楽しむためにどんな規律が必要かそれぞれ考えてくるという宿題がでました。
実行委員のみなさん一生の思い出に残る修学旅行にするために頑張ってくださいね♪

調理室では環境整備協力隊が今日もりんごジャムを作っていました。


今日は元気な1年生もたくさん参加しています。
邪魔をしているのではと心配になりましたが、みんなで作業している様子はとって楽しそうでも雰囲気がよかったです。

根気よくぐつぐつ煮たりんごを丁寧に瓶詰めします。

すっかりジャム作りが上手になってとても手際がよくなっています。


この美味しいジャムは今週末行われる教育相談会で販売される予定なのでみなさんお楽しみに♪


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2015年10月9日金曜日

「私は自分の好きなことに手を出せるきっかけをもらえた学校です。」 北星学園余市高等学校 太田有香(高3)さんへのインタビュー

大分県から入学してきた太田有香さんは高校3年生。もうちょっとで卒業です。その彼女が本校に入った理由や学校の雰囲気に関して話してくれました。

なんで北星余市に入学したの?

太田 えっと、縁があったんですけど、中3のときに知り合ったとある施設の方がいて、そこで働いていた方が北星余市出身でした。中学卒業したら家を出たい、と話していて、「だったら行ってみる?」と言われて、北星余市にきました。


北星余市にきたときの印象はどんなものだった?

 太田 いや、見学にきたとき、とにかく雪がすごいと思った(笑)。特に田舎っていう印象はない、うちも大分県の田舎の方だったので、そこまでは思っていない。というより、余市町の方がいっぱい町並みはある気がする(笑)。



学校に慣れるまで時間かかった?

 太田 学校に慣れるのはすぐだった。みんなは門限とかがあるし、めんどくさいとか話していたけれど、中学の時に私は寮生活をしていたから、慣れていた側面もあったとは思う。

ただ、人見知りだったので、みんなとワイワイしたり楽しくなってきたのは高2の途中ぐらいだった。今になってみれば高1のときは壁を作っていたな、と思います。なんか一歩引いてみてしまうというか、冷めてみてしまうというか、そういうところがあったんだと思う。

あと、親との関係性が変わった。最初は全然ならなかったんですが、高3ぐらいになってホームシックになってきている、ようやく実家に帰りたいと思うようになってきた。今は親とむしろ仲良くなったというのがありますね。


離れてみてから親と仲良くなった?

 太田 実家に帰ったら、うちは両親も揃っているし、すごい良い親なのだけど、中学校3年生のときは過保護すぎて嫌になっていた。今は親の気持ちもわかるし、私も反省したのだと思う。今は親の心配症な部分もうまく付き合えるようになったんだと思う。


そうなんだね。あと、さっき高校2年生のときから少しずつ楽しくなってきたという話があったけれど、何が変わってきたんだろう。

 太田 高2の時に学祭ぐらいから、みんなでいい学祭にしたいとか、授業中のだらしなさとか、もっと良いクラスになればいいなとか思い始めてきて、そのときに「みんなもっとこうしていこうよ」と話をするようになっていた。そうしているうちにぶつかったりしたこともあったんだけど、そのときからいい意味でも悪い意味でもだけど話し始めて面白くなった。その、クラスのみんなとの対話が、かな。学校生活が楽しくなってきてからは、悩み始めた。周りと話し始めてから、「もっとこうしたい」と思ってもうまくいかない、という状況があったので、面白いけれど悩むことも増えたんだと思う。


北星余市にきて一番楽しかったことってなんだろう?

 太田 クラスのみんなとアホなことがするのが好きです。生徒会ももうちょっとで任期が終わってしまうんですが、それも楽しかった。中学校時代までとは全然ちがった楽しみ方ができていると思う、質が違うというか、情熱が北星余市にはあったというか、とても感覚的な話なんですけど。


この学校にはどんな人に来てもらいたい?

 太田 お父さんとお母さんが悩んでいる人が多いと思うんですけど、そういう悩んでいる人に来て欲しい。そういう家族に北星余市みたいな学校がありかなって思っている。




北星余市を一言で表すというと、どういう学校なんだろう?

え、一言で表せない(笑)。私は自分の好きなことに手を出せるきっかけをもらえた学校です。たとえば、総合講座で海外に住んでいる人と出会えたんですけど、その人がフリースクールの一員みたいなことをやっていて、毎週日曜日に私も手伝わせてもらっていて、そういうのが面白い。子どもと関わらせてもらったりとか、海外のことに興味があるので、海外の人と一緒に御飯食べたりとか、作ったりとか、そういうチャンスをもらうことができましたね。




インタビューに答えてくれて、ありがとう。

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