近藤 出身は北海道の登別です。今は下宿にいます。北星余市にきた理由なんですけど、中学校のときに学校に行っていなくて、中学の担任がパンフレットを出してくれて、それで北星余市のことを知った。それで、家の近くにある学校だと「親に甘えてしまうかもな」と思って、寮のある北星余市を見たいと思いました。そのあとに学校祭を親と一緒にきて、ここの学校を選びました。
中学校の時は最初のときは部活動をやっていたんですが、自分は中学校の雰囲気とかで身体的にも心的にも息ができなくて、心も辛くなってきて・・・。でも、友達はちゃんといたんですけど、いきづらい気持ちが出てきて、行かなくなり、行かなくなると行きづらくなるので、毎日家で過ごして朝に寝て、夜に起きる、昼夜逆転の生活になってきた。中2のときからそんな感じでしたね。
北星余市の入学した時に印象を教えて下さい。
近藤 中学のときに比べると息がしやすくて、本当に大きく息をできるというか、それを噛み砕いて話すと、中学校の時は人の目を気にしていた。自分の見た目とか、身なりとか、人の目を気にして生活していたから、息が詰まるような生活、落ち着いていられない状況でした。
でも、北星余市にきて、今でも人の目を気にすることもあるけれど、昔よりも楽にいられると思う。一番わかり易いのは、この学校は職員室に入りやすい学校なんですよ、びっくりするぐらい。そこは本当にすごいと思っています。他の学校から見ると、ノックをしてから「すいません」と入ると思うんですが、この学校はみんな人がたくさん入ってきて、先生と話したり、コミュニケーションをとっていて、憩いの場みたいになっている。居場所のようなものになっているのが、いつもすごいと思っている。みんなくる、職員室に。生徒がいないときがない。それはやっぱり先生たちがそういう先生だから、生徒たちも来たくなるんじゃないかなって思うんですよね。
あと、自分、この学校にいる中でこの先生嫌だなっていう先生がいません。みんながみんな、面白いところがあって、悪い先生がいないと思う。生徒と先生、いい意味で全員が変なんだと思う(笑)、でもそれが良い所なんだと思う。みんな個性があって、いろんなことを考えられていて、みんなすごいところがあって、そんな風に日々思う。この生活がいいなっていつも思う、すごい勉強になる。
いいね〜、そういうの。楽しかったことはどんなのがある?
とりあえず自分は楽しいこととかを悔いをないようにして過ごそうと思っていて、部活動とかをすごくやっているんですが、自分は1年生のときから軽音部をやっています。かおるくんというピアノができる子とバンドを組んでいる。それをやって、1年生から2年生にかけて表現する場でライブとかやらせてもらっているですが、そのときは最高です(笑)。そういう表現とかも好きだから、とっても楽しいです。