北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科が主催し、「映像作品部門」「テキスト作品部門」「イベント活動部門」それぞれの部門ごとに優れた作品・取り組みの成果を表彰する「心コミ大賞」において、第2回目の今年、本校放送局の「18歳の選択」制作の取り組みが“大賞”を受賞しました。
本校放送局の企画力、取材・撮影・編集のチームワーク、力まないナレーション、オリジナルの音楽などが高く評価されての受賞となりました。
日頃より地域での実践を展開している北星学園大学心理応用コミュニケーション学科の先生方並びに関係者の方々に評価してもらえたことは、誠に光栄なことです。
2月3日(金)に授賞式に参加するために、北星大学に行きました。雪のため高速道路が交通規制され、到着が遅れてしまいましたが、なんとか表彰には間に合いました。
到着してすぐに登壇し、受賞のコメントをする船木プロデューサーと山本ディレクター。
会場では北星大心コミ学科のゼミ生たちの発表も見ることができました。大学生たちの活気ある発表を見て、放送局員の中には「北星大に行きたくなった。」と早くも進学に向けて意欲を持った人もいました。
一同はこのあとNHKのスタジオ見学が控えていたので中座しなければなりませんでしたが、時間が許すのなら最後まで見たかったです。
そして、帰り際に大学の先生から「『18歳の選択』を大学の講義で使わせて欲しい。」と言われました。大変恐縮してしまいますが、そのようなかたちで我々の作品をより多くの人、しかも同世代の若者に見てもらえるのであれば、制作者冥利に尽きます。社会的テーマに挑み、苦労して作った作品は財産になるということを改めて実感しました。
さて、北星大学を後にし、一路、NHKスタジオへ移動。まるで芸能人のようなスケジュールです(汗)
この日は、NHK札幌放送局のスタジオを見学し、番組制作に関する意見交換も行いました。この企画は昨年の「全映協グランプリ2011」で知り合ったNHKの西入プロデューサーのご協力で実現することができました。
スタジオに入ると、同日19:30から放送予定の「北海道クローズアップ」のセットが置かれています。この日は「北方領土」の特集のようです。
リハーサル前なのでじっくり見ることができました。本校のアナウンサーたちも、セットの椅子に座り、すっかり"局アナ"気分です。
そして、西入プロデューサーが手がけた番組を視聴し、意見交換も行いました。西入プロデューサーはかつて「週刊子どもニュース」も手がけた方で、放送事業 の構成や、番組の「企画・制作」についての話など、貴重な話がたくさん聞け、とても内容の濃い時間でした。
本校の放送局員たちも目を輝かせて色々と質問していました。
帰ってから、19:30に自宅のテレビのチャンネルをNHKにあわせると、数時間前に自分たちが見学した、あのスタジオのセットが映っていました。今まで何気なく見ていたテレビも、舞台裏を見た後だと、また見方も変わってきます。
今回のスタジオ見学では色々な面でとても貴重な経験ができました。見学に行ったメンバーからは「自分たちも面白い番組を作りたい!」という声もあり、放送局員たちにとってもいい刺激になったようです。この経験を糧に、学校での活動で一層活躍してくれることを期待します。
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