朝の放送礼拝でそれぞれのクラスの3年生が卒業を前に思いを語ってくれています。
今日は3Bの生徒の礼拝を紹介したいと思います。
1月25日(水) 放送礼拝 3年B組
自分はなんとなく、青春したかったから、この北星余市に来た。そんな人って多くないですか?卒業なんてする気も無ければ、出来るなんて思ってもいない。そんな俺が、この学校生活が始まって、変わる気なんて無い中で、事あるごとに担任含めて、うざく、しつこく指導室に呼ばれた。やはり学校の先生は改めてうざい、どこも変わらないと感じていた。
学祭後に謹慎に入った。そして、噂のあったべやに連れていかれた。担任が毎日来て話す中で、遂に俺はこん負けし、地元での事について正直に話した。話してからは、学校に残れるかどうか、会議の結果を待つ日々が続いた。この頃には学校に対して、残りたいという気持ちが芽生えていた。そして、残れることになった。ただし、時間数は無く、1日も休める状況でもない。最悪、授業数によっては、2年にもなることが出来ない。それでも、史上初の全員で2年生を目標にしていた、45期1Bに戻りたかった。
謹慎をきっかけに人と関わりたくないと思った。今までの力での人間関係ではなく、人としての関係を作ることを意識し始めた。それから、俺へのクラスや学年の目が変わってきた。今までに無かったが、悪い感じもしなかった。みんながみんなの事を想い、みんなで同じ方向を向くようになって行った。そして、1年が終わった。誰からも無理と言われ続けたことだが、誰一人辞めることなく45期1Bが終わり、自分らの力で奇跡を起こした。
俺は2年生になれた。後輩も出来た。それから先は早かった。思い出も色々出来た。3年の学祭では、合唱も担任が関わらないと宣言したが、自分らだけでもしっかり歌えた。クラス企画は本当のスターバックスと同じ雰囲気になるくらいすごいものが作れた。もうすぐ、自分では出来るなんて思ってもいなかった卒業を迎える。小学校・中学校の卒業式はグチャグチャにしたが、今回の卒業式は堂々と45期3Bの一員として、胸を張って卒業したい。
卒業したら、クラスの皆と顔を合わせる事が無くなってしまうだろうけど、自分らしく、誘惑に負けずに、頑張って行きましょう。そして後輩らも、頑張ってください。今までありがとう!
聖書を読みます。新約聖書18ページ、マタイによる福音書10章16節
See, I am sending you out like sheep into the midst of wolves; so be wise as serpents and innocent as doves. わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。終わります。
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