北星余市高校ではボランティア活動が活発に行われています。「誰かのために自分が出来る何かをしよう」という生徒が多くいることはうれしいことですね。今週は”ボランティア奨励礼拝”ということで、ボランティア局の生徒が朝の放送礼拝で、自分のボランティア活動への思いを語ってくれたので、紹介したいと思います。
「私がボランティア委員として活動を始めて1年半が経ちました。正直言って最初は”ボランティアとして活動しているんだから!”と気を張っていました。 ”ボランティアだから沢山善いことをしなくちゃいけないんだ”と必死になっていました。あの時の私は、ただボランティアというものにとらわれていただけでした。そして、活動を続けていくうちにボランティアとは普段のさり気ない気遣いを形にして名前をつけただけなんだなぁと思いました。ボランティア活動と言えば大袈裟な言葉に聞こえますが、私たちは毎日の生活の中で気付かないうちに周りの人にさり気ない気遣いをしているはずです。例えば、家族や友達や周りにいる誰かに物を取ってあげたり、ドアをあけてあげたり、優しく声を掛けてあげたり。勿論、自分がそうしてもらったりする事だって沢山あります。ボランティアというのはそういう小さな事から繋がっているんだと思います。私にできる事はたかがしれているかもしれないけど、大きな世界を見つめる前に目の前にいる誰かを見つめていけたらいいなぁと思っています。だから、ボランティアに興味がある人や参加したいと思っている人は”ボランティアだから何か大きな事をしなくちゃいけないんだ!”と難しく考えず、気軽に参加して下さい。お待ちしております。ボランティアに興味が無い人も、貴方の周りに対する小さな気遣いを大事にしていって下さい。」3年生Kさん
「私が初めてボランティアに入ろうと思ったきっかけは中学校の時になんとなくボランティア委員会に入っていたからです。中学の時のボランティアは老人ホームに行くとか、幼稚園に行ったりと訪問活動や町内のゴミ拾いなどが多くて、正直だるかったのがいまでも覚えてます。
けれどボランティアは人の笑顔が沢山みれるし、ボランティアをすれば喜んでももらえて、自分も楽しい気持ちにもなれます。ボランティアと聞いたら皆さんはだるいとか面倒くさそうと言うイメージを持っているかもしれませんが、この北星余市のボランティア局は違います。人と接する事が苦手な人、自分を上手く出せない人、静かな人、元気な人誰もが絶対気軽にやっていける局です。暇な時や自分がやりたい時に自由に来れてめちゃくちゃ楽しい局です。
活動内容は老人ホームに行ったり保育園や養護学校イベントの手伝いなどです。どれも大変だけどすごくやりがいがあって楽しいです。私がボランティアに入って学んだ事は、ボランティアは大変な仕事や掃除など面倒くさい仕事も沢山あるけど、それ以上に人との接し方やコミュニケーションの取り方を自然に楽しく学べると思います。あと今年のボランティア局は去年の倍楽しい局に頑張って作って行くのでみなさん協力よろしくお願いします。」3C 内田ひとみ
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