2015年2月3日火曜日

かまくらづくり、いよいよ掘り込み開始。オオドオリ大学の先生の授業も。

土曜日のハーブ講座に続いて、日曜日も元気な北星余市でした。

2月1日(日)は、これまで作り進めていた「かまくら」をいよいよ掘り進めることになりました。

と、その前に・・・

ドリ大さん、ご来校。ドリ大って?

当日は、札幌からお客さんが来てくれました。

NPO法人札幌オオドオリ大学の方達です。どんなことをやっていらっしゃる方達か。
札幌およびその周辺都市・地域を舞台とし広く一般市民に対し、札幌文化に関する講演会やイベント、また社会教育に関する講演会やイベント、小中学校の総合的な学習への授業カリキュラムの提案等の教育事業を行い、幅広い世代交流の場を提供して人々が生涯にわたって学び続け、いきいきとした生活が送れる社会の実現を目的とします。(札幌オオドオリ大学HP・団体概要より:http://odori.univnet.jp/abouts/organization/)
私見ですが、季節、風土、文化、素材などそんなみじかなことから生活に密着する形で「学び」を提供してくれる、、、というよりも、共有し合おうとしていらっしゃる方達です。

例えば、こんな授業をされています。とても面白そうです。学校での授業は教科教育がどうしても中心になってしまいがちですが、こうしたことを「学ぶ」ことは、大人でも子どもでも大切だと思うわけです。ドリ大さんの取り組みはそういった意味で、子どもたちにとっても、我々大人にとっても素敵なことだと思います。

【シゴト研究室】自分の仕事を話す、人の仕事を聞く
【家庭科】モテ服ってなに?〜みんなで最強のモテ服を考えてみるとどうなるか〜
【公民】アートセンターって何だろう?~札幌の5年後の未来を考える~
【クリエイティブ】市電の広告をつくろう~乗って、撮って、書いてみよう
【家庭科】私の人生、あと何円必要?
【社会】とまと家のとまとさんに、トマトの話を聞いてみよう ~とまとさんが大切にしてるコトって何ですか?~
【雪ドリ部】マイ・ベストオブスコップを探せ!〜目指せ!雪カキラー3〜:http://odori.univnet.jp/subjects/detail/181
【シゴト研究室】仕事を通して社会とつながるってどういうこと?
【映画】大人ってなに?子どもってなに?【一般申込】

ドリ大さんについて、詳しくは下記のページをご参照ください。
札幌 オオドオリ大学公式ページ:http://odori.univnet.jp
道新ぶんぶんクラブ:https://bunbun.hokkaido-np.co.jp/archives/message/ドリ大をバネに市民とともに成長%E3%80%80札幌オオドオ


貴重な授業とお手伝い。

前置きが長くなりました。

そんなドリ大さんから、4名の方が来てくれました。

まずは、集まった生徒たちに雪かきの特性やリスクをしっかり理解して、場(冬のゆきかき)に臨んでもらおうと、ドリ大雪ドリ部(という部活があるんです)の小西先生が「雪かき」をテーマにプレゼンをしてくれました。45分という短い時間にもかかわらず、豪雪地域での雪かきの現状や雪かきと地域の関わり、その危険性やテクニカルなことまで「雪」にまつわるエトセトラをぎゅっと凝縮してわかりやすい説明でお話くださいました。

北星余市では、雪の降らない本州から来ている生徒も多いので「なるほど!」と思うこともあったと思います。





さぁ、みんなで「かまくら作り」の続きを。

そして、そのあとは、かまくら作りの続き。教員、ドリ大さん含めて、総勢20名程度で。

作業に夢中になってしまい、写真撮影を忘れましたが、3基作ろうとしていたかまくらのうち、左と真ん中がこの間のスキー授業中に生徒が出てきて、積み上げを完成させてくれていたので、掘り込みの作業に入ることができました。

左なんて一人の2年生の男の子が、ひたすら掘り込んでいってくれ、ほぼ完成に近い状態になりました。ウカショー・グッジョブです!

真ん中は大きいので、まずは入り口付近。これから掘り進めながら広げていく予定です。

そして、12時。今日は校長のやっさんがご家族で参加してくれていて、素敵な奥様が美味しいスパゲッティーを作ってくれていました。みんなで昼食、いただきます。ああ、、、写真、とっておけばよかった。。。

本当は12時で終了する予定でしたが、生徒達から「もう少し」のオーラ。2時まで延長戦決定で、頑張って、楽しみながら作業を進めました!

で、終了時点の状態がこちら。



参加したみんな、お疲れ様。来てくださったドリ大のみなさん、「雪」を説明してくださった小西さん、ありがとうございました。

ドリ大の学長・猪熊さんから頂いたコメントを掲載させてもらって、終わりにします。よく生徒を見てくれているなぁ。嬉しいです。
小西さんが伝えたいこと「雪はなめたらこわいものになるよ、でもやっぱり綺麗だし、自分たちのちからが地域のためになるかもしれないよ」というなげかけ、参加された生徒のみなさんに、どう映ったのか気になっていましたが、活動している様子をみていると、得たことを直ぐに実践されていて(A地点⇒B地点へや、生き埋めになった時の救出時間を話していたり)メリハリがあってよかったのかなと客観的にみていました。 
にしても、参加された生徒さんパワーありますね!びっくりしました。しょうたくんも集中してたくさん掘り進めてくれていましたし、ゆかちゃんは、みんなのお母さんみたいに声を聞きながら場をつくっていて関心しました。オサダくんは紳士ですね。きっと座学の時になにかおもったかな〜と感じたのですが、最後まで一生懸命取り組む姿かっこよかったです。塚本くんもふざけながらも、場を楽しんでいてムードメーカーですね。山田くんも一生懸命みずを運ぶすがた、東方さんと大学の話しをしているのが印象的でした。成田くんは自分の身体をスケールにかまくらのサイズを計っていて、どこまでほれるかアドバイスしていました。まおくんの手がまっかだったのが気になりましたが、水運びずーっとやっていましたね。
と、、きりはないですが、
今日、参加してくださった生徒のみなさんが活き活きと、(私たちがいなくてもそうなんでしょうが)活動されていて、とても楽しかったです。
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