LHRの時間、2年生は、早速学年行事を行いました。
中庭で炭をおこしての焼肉は、学園祭をはじめ、修学旅行も控えている2年生に
とって、みんなで楽しい思い出をつくろうとの景気づけの意味合いがあるようです。
30℃を超える暑い中、焼き鳥、つくね、ホルモン、ジンギスカンなど、いろいろな
お肉に舌鼓。白いご飯もありました。
美味しそうな匂いが校舎内に広がり、塩おにぎりと一緒におよばれする教員も。
ご馳走さまでした。
始業式では、教育実習生や、産休に入った鈴木Tの代わりにお世話になる講師の
先生が紹介されました。
みんな興味津々です。
最後は生徒会がステージに上がり、全校生に向けてのメッセージ。
みんなしっかりと聞いてくれました。
以下に、本日関口君のメッセージを紹介します。
みんなお帰りー!全員戻ってきたかな〜!?
まあ、まだまだ地元にいたい子や、もっと早く余市に戻って来たかった子、それぞれだと思う。
でも「戻ってきたくなかった」とか「やめたいと思っているけどなんとなく戻ってきた」と思ってる人達はこのままでいいのでしょうか?
「イイワケナイダロ!!」
ここで少しの間、私が夏休みに肌で感じた事を聞いて欲しい。
私は3泊4日で、両親を亡くしていたり、障害や様々な事情を抱えた学生達のつどいというものに参加してきた。
そこでは大学生のパワーに驚き、自分と同世代の子が、自分で高校や大学に行く為にお金を稼いでいたことに驚き、色んな事を感じて帰って来た。
ハンデを抱えている子もハンデなど感じさせないやる気や笑顔があった。一番驚いたのはそんな子の一人が「自分みたいに同じ想いをしてる人達を救いたいから医者になりたい」と言ったことだ。夢の為に勉強をしていて偏差値は80近くある。これって、本当にかなりすごいってことだ。本当に医者になるのも夢じゃないレベルまで、本気で努力したってことだ。
その話を聞いたとき、彼女の謙虚さと正義感の強さを僕も学ばないといけないと感じた。
私の尊敬する人は、「私達はこんなにも豊かな環境にいるのに、どうして楽な方を選んでしまい、新たな一歩を踏み出さないのだろう」って言葉を語っている。
その通りだと思う。
何でこんなこと言うの?って思ってる子もいると思う。だけど僕は、自分の立場に置き換えて考えた時に、学校で学び笑えることの幸せを考えたんだ。頭ではわかっていても、肌で感じる人は数少ないと思う。だからこそ、みんなには夏休み明けで気がゆるんでいたりする子がいるなら、せっかくだから2学期から新たな気持ちで一緒に考え直しほしい。
夏休み前にも生徒会で言ったと思うけど、仲間を失いたくない!自分らはこうして通えているんだから一緒に頑張ってほしい!そしてただここにいるだけじゃなく、「次の自分」を考えて、一緒にやっていってほしい!
最後に、「今の自分を励ましてくれる存在は過去の逃げた自分ではなく、がんばった自分だ」
話聞いてくれてありがとう。
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