プロ、アマ問わず道内から募集した映像作品から優れた作品を選ぶ「北海道映像コンテスト2012」(北海道映像関連事業社協会主催)において、本校放送局
が制作したドキュメンタリー作品「DAN☆KETSU」が学生の部で最優秀賞を受賞しました。昨年の同コンテストでは「18歳の選択」が優秀賞(全映協グランプリ2011でも優秀賞)になったので、2年連続の受賞です。
今年は例年になく激戦で、NHK杯の常連校や大学、専門学校の作品もたくさんあったようですが、その並みいる強豪校を押しのけての最優秀賞です。なお、作品は11月に大阪で行われる「全映協グランプリ2012」に、今年も北海道代表作品として出品されます。
6月27日(水)札幌ガーデンパレスで開かれた表彰式には「DAN☆KETSU」を制作した一人である友善くん(3A)と、これから来年に向けて作品を制作する河仲さん(2C)が出席しました。
審査員を代表して伊藤隆介氏(北海道教育大学教授)より「テレビ番組ではよく"スーパー高校生"が取り上げられることが多いが、この作品では高校生たちの等身大の姿が描かれており、今の若者が何を大切にしようとしているのか、逆に教えられた。」などという講評を頂きました。
ブロンズを受け取った友善くんは壇上で「僕たちの高校は、これまでメディアではあまり良い報道をされないことが多かったけど、実は先輩と後輩の絆がとても深い、素敵な学校だということを知ってもらえたら嬉しいです。」とコメントしました。
その後の交流会では、テレビ業界の方々(社長や役員クラスの人たち)が、わざわざ向こうから名刺を持って次々に挨拶に来て「作品も素晴らしかったけど、あたなの受賞のコメントに心を打たれた。」などと声をかけられていました。友善くんもさすがに感無量です。
帰り道では「受賞したこと以上に、北星余市のイメージが良くなって嬉しい」と言っていました。なんという愛校心!2年の河仲さんも、来年に向けての制作の意気込みも新たになったようです。是非この伝統を受け継いで行ってください。