いよいよ二日後は強歩遠足です。玄関前では、生徒会がゴールのアーチを組み立てていました。
今年も鮮やかで凝ったデザインです。
そんな生徒会の声が窓から聞こえてくる中で、教育実習生の合評会が行われました。
茶話会形式で、とても和やかな雰囲気でした。
今回の実習生は二人とも本校の卒業生ではありません。
本日朝の放送礼拝でお話をしてくださったのは、岩見沢出身の北翔大学4年生、桑名先生です。
札幌の演劇の専門学校から、編入で北翔大学に入学したとのこと。(左より二人目)
僕は遠回りしたつもりはありません。むしろこれでよかったと思っています。
演劇をやっていなければ安達先生に会えなかった。
安達先生に会えなければ、北星余市高校に来れなかった。
北星余市に来れなければ、みなさんに会えなかった。
意味のないことなんて、無いと思います。遠回りしたっていいと思います。
学ぼうと思えばいくらでも学べる。
成長しようと思えば、いくらでも成長できる。
僕もまだまだ遠回りして、まだまだ成長します。頑張りましょう。
とっても心に響く放送礼拝でした。
続いては、日本大学法学部通信教育課程の川本先生。余市出身です。
川本先生は、なんと現役のJR北海道の運転士さん。
普段は小樽から長万部行きのワンマン列車や、新千歳までの快速エアポートを運転しているとのこと。今回は会社から休暇をいただいての教育実習です。
実習生を紹介した全校朝礼。「自分の夢は、列車の運転士になることと、学校の先生になることでした。運転士の夢はかないました。今はもう一つの夢である学校の先生になることを目指して実習に来ました」との川本先生の言葉に、「すごい!」と思ってしまいました。
放送礼拝では、「夢を持ってください!」と語ってくれた川本先生。
ここで特ダネ級のニュースです。
実は強歩遠足でスタート地点の銀山駅まで生徒たちが乗る列車を、当日運転するのは川本先生、いえ川本運転士なのです。
教育実習が終了して翌日にすぐにお仕事とは、さすが社会人。
みなさん、運転中は運転士に話しかけちゃいけませんよ!(笑)
2週間の教育実習、本当にご苦労様でした。
素敵な先生になってくださいね!