2015年9月11日金曜日

研究授業

早いもので今日で教育実習の最終日です。
今朝の放送礼拝は上村先生が教育実習についてお話してくださいました。

 「おはようございます。教育実習の上村です。教育実習最終日ということで、今日の放送礼拝をやらせていただきます。実習では、3年生の政経の授業と3年A組のHRを担当させていただきました。3年生の皆にはもちろん、他の学年の子たちにも沢山はなしかけてもらって、すごくお世話になりました。もう、1生分のコミュ力を使いきってしまったのではないかというくらい、本当に色んな子とお話できてとっても楽しかったです。19日の学祭には顔を出そうと考えているので、そのときはよろしくお願いします。
 それで、実習についての全体的な感想ですが、改めて余市の先生方はすごいなと思いました。何がすごいかというと、例えば3年A組の小野澤先生は担任の先生ってただでさえお忙しいのに、学祭準備のためとはいえ、毎朝3時に釣りに行っては、今日も釣れなかったと笑い飛ばしています。最初はそれをそこまでするか?と一歩引いた目で見ていたのですが、今では生徒のためにそこまでしちゃうのが余市の先生方なんだろうなと脱帽しました。やっぱり、教育実習生というのは生徒とはまた違った立場から先生方を見ると、苦労を一部始終みているので頭がさがるばかりです。3年A組の皆さんはたまには小野澤先生の方をもんであげてください。他にも、生徒会顧問でお忙しいのに、熱心に教科の指導をしてくださった平野先生や、同じく社会科の先生で色々お話を聞いてくださったはじめ先生、他の先生方や事務員の皆さんなど、お世話になった人たちを挙げたらキリがないくらい色々な人たちにお世話になりました。本当にありがとうございます。とはいえ、まだ授業も残っていますし、実習も終わっていないので、最後まで気を抜かずに精一杯頑張りたいと思います。どうか皆さん、最後までお付き合いください。」

今日は研究授業ということで先生達も授業を真剣に受けています。
最初の授業の時よりも更に堂々として、びっくりするくらい大きな聴きやすい声でした。

今回の授業の内容は「社会保障制度について学ぶ」でした。

今回の授業では生活保護の不正受給問題を踏まえて、生活保護ギャンブル禁止条例の是非について考え、賛成派と反対派に分かれてディベートを行いました。

このクラスでは禁止条例に賛成派の意見が強く、反対派の人たちはちょっとタジタジになっていました。とても面白い内容だったので45分では時間が足りなくてもったいなかったくらいでした。

難しい展開の授業に挑戦した上村先生大変でしたね。
生徒たちもこれをきっかけに生活保護についての考えを深めてくれたら良いなと思います。

合評会では授業を見た先生たちから様々な意見が出されました。この経験をいかして素敵な教師になってください。

最後に話をしていたら突然泣いてしまった上村先生!
どうしたのかと思ったら、高校入試の時にこの部屋が控室だったのでその時のことを思い出したようです。
いろんな思いの詰まった学校での教育実習、本当にお疲れ様でした。


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