今年の6月に本校の放送局で制作したドキュメンタリー番組「18歳の選択」が、このほど「第19回全国高校放送コンクール」の番組部門において、3位(佳作)に入賞しました。
江戸川大学主催の「全国高校放送コンクール」は、放送・映像業界を目指す高校生たちの登竜門となっており、今年で第19回目をむかえる全国規模のコンクールです。本校の作品は番組部門において、初出場ながら、全国から集まった100作品近い応募の中から本選会まで残り、見事入賞を果たしました。
今回の作品「18歳の選択」は、兵役拒否をして、祖国を離れ、隣町、倶知安の幼稚園で奉仕活動をしているドイツ人の青年を取材し、日本人とドイツ人の戦争に対する意識の違いや将来の夢などを聞く〜という内容です。
毎晩遅くまで編集に携わった3年生局員の山口愛子さんは、送られてきたトロフィーに、自分の学校名と作品名が刻印されているのを見て、「今でも信じられない。思わず(撮影を担当した小田島さんと)ほっぺをつねり合いました。」と、まだ実感がわかない様子です。
同じく、制作に中心的に関わった2年生局員の船木友太くんは「高文連の大会では惜しくも全国に届かなかったので、今回の受賞はそのぶん嬉しい。是非来年につなげたい。」と、既に次年度への熱意を燃やしています。
つい数ヶ月前までビデオカメラも、映像編集ソフトも触ったことのなかった放送局員たちですが、この数ヶ月間、番組制作を通して表現の工夫やジャーナリズムの精神など、多くのことを学びました。そして、努力すれば全国レベルの作品を制作できるという可能性を示してくれました。おめでとうございます!
コンクール会場の雰囲気は昨年(第18回)の様子がYouTubeでご覧になれます。
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