2014年6月29日日曜日

放送局が2年ぶりに全国へ!

プロ、アマ問わず道内から応募された映像作品の中から優れた映像を選ぶ「北海道映像コンテスト2014(北海道映像関連事業社協会主催)」において、本校放送局の制作した短編ドキュメンタリー映画「道しるべ」が、学生部門の最優秀賞に選ばれ、秋に行われる「全映協グランプリ」に北海道代表作品として出品されることになりました。

この作品は本校に20歳を超えてから入学してきた生徒たちに、それぞれの過去や将来の夢などについてインタビューをし、卒業式の日までを追う、という内容で、出演者も制作スタッフも全て本校生徒という、まさに「オール北星」の映画です。
昨年、47期生の河仲さんが企画し、河仲さんの引退後、当時サブディレクターだった2年生の白井くんが監督として引き継ぎ、追加取材、撮影をして20分の作品に仕上げました。
6月25日に札幌ガーデンパレスで表彰式が行われました。白井監督(2B)は白銀色に輝くブロンズを受け取り、道内のテレビ関係者の方々の前で、緊張しながらも壇上で受賞の喜びを語りました。スピーチの中で「編集中にPCのデータが消えた」という制作秘話を話し、会場から笑いが起きました。

審査委員長の伊藤隆介氏からは「北星余市じゃなければ撮れない作品。取材する側とされる側の人間関係の良さが作品に現れてれている。」という講評を頂きました。また、伊藤氏は本校の歴代の映像作品も全て見てくれている方なので「ぼくは北星余市作品のファンです。」と、嬉しいコメントもくれました。

学生部門の優秀賞や奨励賞の中にはコンピュータ・グラフィックスを駆使した大学生の作品や、高文連の常連校が制作したドラマなどもあり、どれもクオリティの高い作品ばかりでした。その中から本校の作品が最優秀賞に選ばれたということは至極光栄なことです。


この映画は本校の先輩、後輩たちによる力合わせの賜物であり、数々の偶然が重なって出来上がった作品です。北星余市のドラマが凝縮された映画なので、その魅力を広く世間に知ってもらうためにも、秋に千葉の幕張で行われる「全映協グランプリ2014」での健闘を祈ります。



【「道しるべ〜再び手にした高校生活〜」 スタッフ】

出演: 
伊藤悠樹(47期生) 上野幸星(47期生) 坪島信也(47期生) 遠藤春奈(48期生) 井上将大(49期生)

企画:河仲風香(47期生)

撮影/編集/チーフディレクター:白井晃平(49期生)

サブディレクター:中津川貴重(49期生)

ナレーション:牧野美里 (49期生)

制作:北星学園余市高校放送局

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