今週の総合講座「後志探訪」は春先に種植えをした"トウキビ"の収穫です。※北海道ではトウモロコシのことをトウキビといいます。
しかしながら、今日はあいにくのどしゃ降りの雨。収穫は来週に延期か・・・いや、来週になるともう実が固くなってしまうのです。何が何でも今日収穫してしまわないと、皆の努力が無駄になってしまいます。
そこで、全員100円ショップの雨カッパを着ての収穫作業となりました。なかなかいい格好です。(笑)
「なんで、こんな雨の中、畑に行かなきゃならないの〜〜!」
「私、クルマで待ってていい〜?」
「絶対買ったやつのほうが美味しいし。」という声は想定内。
そんな、文句を言っていた彼らも、畑に着いてトウキビの皮を実際に剥いた時、実がぎっしり詰まっているのを見ると、自分たちで土にまみれて種植えをして、肥料をやって、炎天下の暑い中、蚊やアブと闘いながら草むしりをして、苦労して育てたことを思い出したのか、真剣にかつ楽しげに収穫していました。
売られているものにだって決してひけをとらない立派なトウキビです。
学校に持って帰り、調理室で茹でて、焼いて、皆で食べました。
苦労して育てたぶん、味もひときわ美味しかったことは言うまでもありません。
畑の土の中にはまだジャガイモが眠っています。来週以降、収穫しますよ!
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