2016年2月10日水曜日

卒業生の放送礼拝ー3B

3Bの放送礼拝では大下さんが話をしてくれました。
1年生のときは”学校を辞めたい”と思っていた大下さんが3年間を振り返り思いを語ってくれました。
嫌なことから逃げてきた彼女が高校生活の大切さを教えてくれました。














3年間を振り返って 」                  

 私は一年生の時この学校は自分に合わないと思い毎日やめたいと思っていました。
いまこの放送を聞いてる子にも、同じことを思っている子がいるかもしれません。
でも三年間振り返っていま思うのは嫌なこと楽しいこと全部ひっくるめてほんとにあっという間でした、ということです。
 「あの辛かった思いがなきゃ自分は成長できてないかな。と、今だからこそ思えます。
 それまでの自分はいやな事があったらすぐ逃げに走っていました。学校の友達や下宿のおばちゃんと上手くいかなかったりすると話し合いもせずに、時間が解決するのを待とうとしていました。だけど、だんだんと、みんなと積極的に関わろうとするようになるにつれ、友達ともうまくいくようになりました。話す前は「ヤンキーじゃん、」とか、人を見た目で判断していたけれど、話すうちに、打ち解けあって、その人の中身を知るにつれ、「意外と気があうな」と、思うことが増えていきました。仲の良い友達もたくさんできて、素を出せる人が増えていきました。
 そして、今では、「いずれはその嫌なことも乗り越えなければ楽しい事はこない」と考えが変わりました。
それも3年間ここで生活してなければこんな考え方にはなっていなかったと思います。
 そしてその3年間にもいろいろな人に支えてもらいました。
地元にかえってたときどうしても北海道にかえりたくなかったところ友達が朝方までずっと付き添ってくれて説得してくれたり
私は周りに恵まれてるなとほんとに思いました。
 親の大切さや(地元の)友達の大切さも離れてみてよくわかりました。
 こうゆうのって、一回離れてみなきゃわからないことなのかもしれないし、若いうちにいい経験ができたなと思います。
そしてこの学校は、年齢や出身地もバラバラだからこそ、毎日面白いことが起きて、職員室でみんなでわいわいしたり、みんなが家族みたいに仲が良かったり、こんなにも濃い高校生活が送れるのもこの学校だけだと思います。 
 みんなが三年のこの時期になったらきっとあっという間だなー、みんなと離れ離れになるのはさみしいなとおもうとおもいます。
 なのでみんなにも残りわずかな時間を、悔いのないよう、いっぱい楽しんでもらいたいです。

 そして3年生のみんな、卒業までほんとにあと少しだけど毎日楽しんでいっぱい思い出作ろうね。
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