2015年12月27日日曜日

「学校にいきにくい子とか、不登校を経験した子に薦めたい学校」
北星学園余市高等学校 守家隆太郎(高2)さんインタビュー記事


今日はインタビューを受けてくれてありがとう。なんで、北星余市にきたの?

守家 小学5年生から5年間不登校でした。自分でも理由がわかりません。別に人間関係も悪くなかったんですが、でも不登校になった。たぶん、風邪をひいたりなんだりで、あんまり学校にいかなくなったことも影響していたんだと思います。働くという気持ちはなくて、高校はいきたいという気持ちがありました。そんな中、親の勧めもあって、北星余市に来ました。

北星余市に入ってから、楽しいと思っています。一応、皆勤ですね。普通に毎日いつもどおり学校にいっていたら、皆勤になっていた。先生とか友達が面白いし、放課後に小樽とかいったり飯を食べに行ったり。改めて学校生活が新鮮な感じがしています。下宿生活では、いろんなことをしていますね。みんなでゲームとか何かをしたり、寝て過ごすこともあったり。自分のスタイルで生活できますね。入寮したばかりのときは「あぁ、ひとりなのかぁ・・・」と思って、寝れない時期も数日間はありました。それでも、だんだん慣れてきて。そうそう、最初は、寝ることよりも起きることが大変でした。寮のおばちゃんによく起こしてもらっていましたね。今はもう自分で起きるようになりましたけど。



起きるのとか、不登校だった時代は大変だったんじゃない?

守家 不登校だった時は寝る時間も起きる時間もバラバラでしたからね。親には何回も治せといわれていました。飯も夜中に食べる、朝寝る、みたいな感じだったから、そんな生活で10キロぐらい太って、それからまた10キロ落とすみたいな感じのときもありました。

そうだったんだね。地元に帰りたいと思う時とかはないの?

守家 地元に帰りたいと思うこともありますよ。でも親に甘えるかもしれないから、あまり帰りたくない。たぶん地元の高校にいっていたら、学校にまたいかなくなっていたと思うんです。家にいたら、そういう甘えがあったかもしれない。通信制高校とかに入っていたら、宿題とか出されたものもやらなかったんじゃないかな。だから、そこは選択肢としてなかったです。



2年間在学していて大変だったことはある?

守家 今でも朝起きるのは大変ですね、毎日。それが本当に大変。あと、大変だったのは学校祭とかかな、楽しかったけど。学校祭ってクラスにもよるんですけど、教室の飾り付けとか夜遅くまで残ったりとかして準備しているんで、結構たいへん。門限(9時)までギリギリまでみんな頑張ってやっているんです。

そうなんだね。あと、これはみんなにも質問しているんだけど、北星余市を一言で表すとなんと言えるかな?

守家 「来て見てたらわかる、楽しいところ」ですね。来てみないと本当にわからない。僕も最初にきたときに、ここでやっていけるのかというのが不安だったけど。学校にいきにくい子とか、不登校を経験した子に薦めたい学校ですね。

そうなんだ、「来てみたらわかる、楽しいところ」か、ありがとう。



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