2015年11月5日木曜日

進路ガイダンス

6時間目のLHRでは2年生はできたてほやほやのしおりが配られ、沖縄にむけてみんなの気持ちも高まってきたようです。

3年生は進路ガイダンスを行いました。
今回のガイダンスは、卒業生6名に来てもらい、6つのグループにわかれて行いました。


どのような力を高校でつけておけばいいかなどを聞き、待ち受けている卒業後の長い人生にむけて準備をしておこうということで、卒業して様々な職業についている人、自分で事業をおこしている人から話を聞きました。
どの人の話を聞きたいか事前にアンケートを取って質問も考えてもらいました。
”社会人になって1番こまったことは何か”
”大学に入った当初の話を聞きたい”
”夢を実現するためにどんな気持ちでいたらいいか”


”留学の話を聞きたい”
”障害者福祉に関わる時の心持ちなど”
”知的障害者施設での仕事について”
”卒業後の仕事は大変か”

”楽しいというその仕事の話を聞きたい”
”北星で経験してよかったことは”

他にも聞きたいことは沢山あるようでした。

講師をやってくれた卒業生はこんなことを語ってくれています。
「北星の経験が活きていることの一つ目は、自分の弱みを人にみせることができるようになったことで自己受容がふかまったこと。
北星はみんななにかしら社会や大人から弾かれてしまった経験をしています。それを友達同士で語り合うという経験は自分の自己受容を深める上で決定的に必要でした。大学や社会でそういった友人を作ることがいかに難しいことか、北星がどれだけ素晴らしい場所だったかを思い知ることになった。」


大学進学後のアドバイスとして「自分から壁を作るようになると続きません。大学が専門では高校以上に自主性が高くなり、その分だけ選択と決断を求められます。」と言ってくれた方もいました。
卒業後いろいろな道に進み、多くの経験をしてきた先輩たちだからこそ真実味をもって語れることがたくさんあったようです。3年生のみなさんしっかりと心に刻んで今後の参考にしてくださいね。
  
6時間目だけではたりなかったようで、放課後になっても残ってくれている卒業生といつまでも楽しそうに話す姿が見られました。



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2015年11月4日水曜日

修学旅行のしおり完成

たくさんクッキーをつくってきてくれた生徒が職員室のみんなに配ってくれました。
とってもおいしくてみんな大喜びです♪
忙しい時でもこんな嬉しいプレゼントがあれば頑張れます。

放送局のメンバーは何かについて打ち合わせしています。
今度は何を作るのかな?


 卒業生のお家の農家さんからいただいた大量のりんごを使って、環境整備協力隊は今日もりんごジャム作り頑張っています。

 包丁使い慣れていない生徒はちょっと苦労していました。


大量のりんごと格闘する生徒たちのおかげで調理室は甘いりんごの香りに包まれています。
当初の予定どおりにはいかずなかなか販売までこぎつけないでいますが、生徒たちは頑張っています!
2年生の修学旅行実行委員会を覗いてみると、レクの準備をしていました。


みんなが爆笑しちゃうようなクイズもありました。
楽しいレクにしようと一生懸命考えているようです。
しおり班の方も無事にしおりが完成し、製本作業を行っていました。


しおりには、持ち物やスケジュール、部屋割りや地図など重要なことが書かれています。
しおり班が調べた沖縄グルメやおすすめお土産なども書かれていますよ。
この旅の大切なアイテムなのでみんな無くさないようにね。
表紙の絵を書いてくれたのはしおり班の城戸君です。
素敵な表紙でますます旅行が楽しみになりますね。

生徒会執行部は修学旅行実行委員のしごとが終わってから動き出すので毎日遅くまで話し合いや作業をしています。楽しい学校作りのためにみんな頑張ってますね。


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2015年11月3日火曜日

「札幌だったら誘惑がいっぱいあるじゃないですか、私だったら札幌だったら来なくなっている、だけど、余市だから逆に高校に通えている(笑)」
北星学園余市高等学校 佐多梢(高2)さんへインタビュー



北星余市に来た理由はなんだろう?

中学校から本来は行きたかったんです。もともと親から教えてもらっていて、でも「離れるのは心配だから地元の高校に行って」と言われて、とりあえず違う高校に行ったんです。けど、1ヶ月でいかなくなって留年しちゃった。前の学校で高1をやりなおしている途中に、北星余市にきた。中学は中3の時にいかなくなった。小学校のときにいじめをしていたときがあったんですが、中学になってそういう子たちとつるまなくなった。中1の時はいじめとかなかったんですが、中2の時にいじめが起きて、そういうのを見ていたら、嫌だなと思った。私は両方の子と仲が良かったから、いじめている人たちに「やめたら」みたいなことを話したら、口をきいてもらえなくなったりとかして、道がずれていった。クラスの人たちとなじめなくなって、こういうところにいっている意味がわからなくなってきて、学校に行かなくなったんです。





北星余市の最初の印象は?

フレンドリーとか、元気とか、そんな感じ。なんかすごい年もバラバラだし、テンションが高いとか、元気で楽しそうとかそういうイメージ。校則とかも固くない。前の高校は自分のことを出せなかったから、居心地が悪かったんですけど、ここにきて自分が出せるようになってきた。慣れるまで全然時間はかからなかったですね。入学式から友達が出来て、クラスの人も話しかけてくれるし。



何が楽しい?

いろんな人と話すから、かな。ここってグループっていうグループがないんですよ。中学とか高校にあるようなグループがないんです。みんな話すっていう感じだから。
それと、私、北星余市に入ってから書道始めたんですよ。まだ1年ぐらいしかしていないですけど、全道に選ばれて、作品飾ってもらって、これはもうめっちゃ嬉しかったんですね。新しいことを挑戦するきっかけにもなったから。部活とかもしたことなかったし、何かやろうと思ってもすぐにやめていたから。ここだったら、下宿生活で、そこでも小さな社会だから少しずつ自分が強くなってきている気がする。挑戦したいことがあるんだったらここに来たほうがよいと思っています。

私は2年留年して北星にきているので、3年連続して高1をやっていて、何度も辞めたいと実は思っていたんです。そのときに下宿のおばちゃんに毎回相談していた。相談するたび、毎回心が晴れて、それで続けられて、今年はじめて進級できた。進級できた時に嬉しくて泣いてしまった。友達ももちろん話すんだけど、下宿のおばちゃんとかなり話しますね。あと、こっちきてからお父さんとお母さんとは話せる仲になった。そういうのもよい変化。





北星余市の良さってなんだろう??

人との距離が近い、先生とか。あと、田舎だから、何もないのが実は良い。札幌だったら誘惑がいっぱいあるじゃないですか、私だったら札幌だったら来なくなっている、だけど、余市だから逆に高校に通えている(笑)。しかも、下宿生活だから、親に甘えたりしないから。だから学校に通えている。





北星余市にはどういう人が来て欲しい?

楽しみたいと思っている人、私もそうだから。学校とかいっていない人とか、もう一度やり直せるんだよ、できるんだよってことを知ってほしいかも。



これからやってみたいことはなんだろう?


大学行きます。保健室の先生になりたい。あたしも、中学のときに毎日のように保健室に行っていたから、話を聞いてもらったりしていたから、私も助けられたらいいなと思っています。
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2015年10月30日金曜日

ハッピーハロウィン♪

朝早くから玄関で作業をしている生徒たちがいました。
クラスの本棚を廃材を使ってつくっているのだそうです。
どんな本棚ができるのでしょうね。
寒い中作業お疲れ様です。


 明日はハロウィンということで50期後期生徒会のメンバーもみんな仮装して朝の挨拶運動をしていました♪




”トリック・オア・トリート”という言うとお菓子を貰えます。
よく見ると目がカラーコンタクトで真っ赤だったりして怖いですw。



































放送室もゾンビに占領され、今朝の放送礼拝はゾンビたちが行いました。

職員室にも様々な仮装の生徒たちがあふれていました。
血糊を自分で作ったり、最近では切り傷やあざのシールもあって血だらけの人がたくさんいます。


お昼休みには仮装した生徒たちで記念撮影♪
秋の収穫に感謝するハロウィンをみんなそれぞれの形で楽しんでいました。


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職員室の様子と新生徒会の教室デビュー

最近職員室では鶴を折っている人がたくさんいます。
修学旅行の平和セレモニーでつかう千羽鶴を協力して折っているようです。

学年関係なく平和への思いを込めて折られている鶴なのです。
どんな千羽鶴になるのでしょうか。

北星余市の職員室にはソファーが3箇所にあり、自分の担任の先生に近いソファにわりと生徒が集まる傾向があります。

寒くなり毛布をもちあるく生徒も目につきますね。

先生のそばに座って話し込む生徒もいます。

3年生は将来どんな職業に尽きたいかを本を見ながら話し合っていました。

季節の変わり目で体調を崩している生徒もいるので、みなさん温かい格好をしてしっかり防寒対策してくださいね。

6時間目のLHRのでは新執行部が担当クラスに挨拶と新聞配りに行きました。

まだまだ緊張しているようですね。

今回の新聞はハロウィン企画についてです。

30日の金曜日に仮装をしている人にはお菓子がもらえるそうですよ♪

仮装をしていなくても”トリック・オア・トリート”といえばお菓子を貰えるそうです♪

生徒会のメンバーもそれぞれ仮装をしてくるそうなのでどんな仮装になるか楽しみですね☆

ハロウィンということで1Bの玉村先生のクラスではLHRの時間に玉村先生の手作りハロウィンクッキーとシフォンケーキが配られました。

かわいくラッピングには一人ひとりへのメッセージが添えられています♪

いつも生徒のことをちゃんと見ているということがわかる優しいメッセージですね。

放課後は「ひね塾」の子どもたちも元気な声で”トリック・オア・トリート”と職員室にお菓子をもらいにきていました。

日本でもここ数年の間で急激に盛り上がっているハロウィンですが、生徒と楽しい時間を持つことができる良い機会になりそうです。

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2015年10月28日水曜日

「この学校には、過去ひきこもりとか、喧嘩していた人とか、誰がきてもよいと思う。」北星学園余市高等学校 信平遼太(高2)さんへインタビュー

出身はどこなんだろう?

信平 札幌出身なんですけど、親が転勤族で、いろいろと移ってます。僕がうまれるときっていうのは埼玉にいて、そのあとは海外にいっていてドイツにいて、次に宮城。そのあと札幌、中学校1年生のときに札幌にきました。



なるほどね、なんで北星余市に来たのかな?

信平 去年までは札幌の通信制、北海道芸術高等学校に通ってた。今年の春に編入してきたんです。もともと、高校1年生のときに音楽に集中したいと思って、通信制高校にいったのですが、授業面とか周りの友達とか、トラブルではないんですけど、上手く行かなかった。そんな中、北星余市のことを知った。理由は、もともと中学校の時に不登校だったんですが、お母さんが北星余市のことを知っていたんですね。それで、去年の秋ぐらいに見学に来て、「学校に通いたい」という思いもあったんで、こちらを選んできた。今は寮で下宿生活をしています。




実際にきて楽しい?

信平 4月からきてますけど、楽しい。学校に来るっていうこと自体が楽しい。友達がいたりとか、なんかわからないけれど、居心地がいい場所。職員室とか開いていたりとかするし、親しみやすい。それがすごく楽しいんだと思う。

あと、イベントが多いですね。スポ大があったりとか、学祭があったりとか、イベントが毎月何かある。夏休み入るまでの1学期が早かった、そして濃かった。通信制高校にいたときは友達との関係がなかったけど、ここではある。一番おもしろいのは人間関係、いろんなところからきていて、日本中の人と会える。方言もあったり、性格とかも違うし、でもそれが面白い。関西人、あたりきつい(笑)。先輩との関わりとかも面白い、経験している値が全然違う。同じ学年でも、年が上だったりとか、そこでの人生の話とか、今までなにしてきたのか。自分は普通の道を歩いてきたんですが、それ以外の道があったりとかして面白い。先生も深く入ってきている。自分の中のところとか、すごい相談に乗ってくれる。



これから学校生活でやってみたいこととかある?

信平 路上ライブやりたいですね。僕はロックやっているんですが、歌上手い奴とやりたいです。アコギ一本で、誰もいないところで。作られているところではやりたくないなっていう。サバイバルじゃないですけど、路上でやってみたいんですよね。将来的に音楽で食べれたらいいと思ってます。そういう夢があるし、やるからには売れたいと思っています。



北星余市を一言で表すと、どんな言葉になる?

信平 虹色ですね、個性が混じっている。ひとりひとり色があって。イメージはそれかな。静かな子もいれば派手な子もいるし。1年生だと割とトラブルとかがあったりとかするけれども、すごく良い学校。先生も個性が強いですしね。あと、寮生活が楽しい。友達の合う合わないがあるかもしれないですけど、一緒の飯食べて同じ風呂入って、普通の家ではできないようなこともできるんで。



北星余市にどんな人にきてほしい?

信平 たぶん、誰がきても楽しめると思います。この学校には、過去ひきこもりとか、喧嘩していた人とか、誰がきてもよいと思う。1回学校見に来て欲しい。それが一番よいと思う。


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