2015年10月28日水曜日

「この学校には、過去ひきこもりとか、喧嘩していた人とか、誰がきてもよいと思う。」北星学園余市高等学校 信平遼太(高2)さんへインタビュー

出身はどこなんだろう?

信平 札幌出身なんですけど、親が転勤族で、いろいろと移ってます。僕がうまれるときっていうのは埼玉にいて、そのあとは海外にいっていてドイツにいて、次に宮城。そのあと札幌、中学校1年生のときに札幌にきました。



なるほどね、なんで北星余市に来たのかな?

信平 去年までは札幌の通信制、北海道芸術高等学校に通ってた。今年の春に編入してきたんです。もともと、高校1年生のときに音楽に集中したいと思って、通信制高校にいったのですが、授業面とか周りの友達とか、トラブルではないんですけど、上手く行かなかった。そんな中、北星余市のことを知った。理由は、もともと中学校の時に不登校だったんですが、お母さんが北星余市のことを知っていたんですね。それで、去年の秋ぐらいに見学に来て、「学校に通いたい」という思いもあったんで、こちらを選んできた。今は寮で下宿生活をしています。




実際にきて楽しい?

信平 4月からきてますけど、楽しい。学校に来るっていうこと自体が楽しい。友達がいたりとか、なんかわからないけれど、居心地がいい場所。職員室とか開いていたりとかするし、親しみやすい。それがすごく楽しいんだと思う。

あと、イベントが多いですね。スポ大があったりとか、学祭があったりとか、イベントが毎月何かある。夏休み入るまでの1学期が早かった、そして濃かった。通信制高校にいたときは友達との関係がなかったけど、ここではある。一番おもしろいのは人間関係、いろんなところからきていて、日本中の人と会える。方言もあったり、性格とかも違うし、でもそれが面白い。関西人、あたりきつい(笑)。先輩との関わりとかも面白い、経験している値が全然違う。同じ学年でも、年が上だったりとか、そこでの人生の話とか、今までなにしてきたのか。自分は普通の道を歩いてきたんですが、それ以外の道があったりとかして面白い。先生も深く入ってきている。自分の中のところとか、すごい相談に乗ってくれる。



これから学校生活でやってみたいこととかある?

信平 路上ライブやりたいですね。僕はロックやっているんですが、歌上手い奴とやりたいです。アコギ一本で、誰もいないところで。作られているところではやりたくないなっていう。サバイバルじゃないですけど、路上でやってみたいんですよね。将来的に音楽で食べれたらいいと思ってます。そういう夢があるし、やるからには売れたいと思っています。



北星余市を一言で表すと、どんな言葉になる?

信平 虹色ですね、個性が混じっている。ひとりひとり色があって。イメージはそれかな。静かな子もいれば派手な子もいるし。1年生だと割とトラブルとかがあったりとかするけれども、すごく良い学校。先生も個性が強いですしね。あと、寮生活が楽しい。友達の合う合わないがあるかもしれないですけど、一緒の飯食べて同じ風呂入って、普通の家ではできないようなこともできるんで。



北星余市にどんな人にきてほしい?

信平 たぶん、誰がきても楽しめると思います。この学校には、過去ひきこもりとか、喧嘩していた人とか、誰がきてもよいと思う。1回学校見に来て欲しい。それが一番よいと思う。


このエントリーをはてなブックマークに追加

ジャック・オ・ランタン



本日の放課後は教育福祉村でハロウィン用の飾りのジャック・オ・ランタン作りをしてきました。

 環境整備協力隊のメンバー、いろんな場面で大活躍。
みんな楽しそうに作業しています。

なかなか普段やるチャンスがないので貴重な体験ができたようです。

ランタン作りには専用のナイフを使うそうです。




 昨年も作った2年生は自分の技術にうぬぼれながらなれた手つきで作品を作り上げています。

始めてやった1年生も苦労しながら素敵な表情のランタンを作っていました。 
  このランタンは教育福祉村の森の探索路に飾られるそうです。
生徒会室では新しい執行部が会議をしていました。
修学旅行実行委員会の後に生徒会の活動をするので大忙しです。
 
スローガンやあいさつ運動、企画の話など、話し合うことは尽きないようです。

やるきに満ちあふれている50期後期生徒会のみなさん、頑張ってください!!


このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年10月27日火曜日

調理実習


2年生は調理実習で沖縄の料理を作っていました。
メニューはサーターアンダギー、ゴーヤチャンプル、シークアーサーゼリーです。
どれも沖縄の食材を使ったもので、修学旅行前に沖縄気分を味わえますね♪

サーターアンダギーおいしくって大好評だったようです。

サーターアンダギーがなぜかホットケーキになってしまった班もありましたw

ゴーヤは生徒たちの口にはちょっとにがかったようですが、私にはものすごく美味しかったです♪


 沖縄で本物を食べて自分達のと比べてみてほしいものです。

シークアーサーゼリーが固まるのを待っている間に洗い物。
 男子もしっかりやっていました。

担任の先生にもおすそ分け。
どこに置くか悩んでいました。
サランラップがないからクッキングペーパーで埃が入らないようにしていましたよ。優しいですね。


 放課後は修学旅行実行委員会を覗いてきました。

 どうやったらみんな門限を守ってくれるか、ルールを伝えるのはどういう伝え方がわかりやすいかなどを話し合っていました。
 話し合った内容は新聞やしおりでみんなに伝えられます。
これから毎日遅くまで話し合いが行われます。
楽しい修学旅行にするためにみんな一生懸命なのです!!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年10月24日土曜日

土曜日の学校


北星余市高校では昨年度から地域のみなさんと学ぶ場として”あおぞら教室”を開いています。
今日は余市の味覚であるりんご”紅玉”をたっぷりつかった甘酸っぱいりんごケーキを作っていました。



こちらのケーキは卒業生の果樹園でとれたりんごを使っています。




今日は午前の部と午後の部にわかれており、生徒もたくさん参加しています。

先生手作りのアップルパイを食べながらケーキが焼けるのをまっています。


りんごの皮をむくのに苦労しているようです。


手軽で簡単にできるので失敗しないでおいしいケーキができました。

私もおすそ分けいただいちゃいました♪
来週はボルシチ作りです。
今後もクリスマスリース作り、メロンパン、シュトーレンなど興味深い講座が開かれます。



体育館ではフットサル部が練習に励んでいました。
実は明日は札幌で試合があるのです。


試合に向けて毎朝7時から朝練にはげみ、放課後も頑張っていました。

練習の成果がでると良いですね。みんながんばれ!!







このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年10月22日木曜日

生徒会役員選挙立会演説会

今日で中間試験が終わりました。
試験の後には50期後期生徒会役員選挙の立会演説がありました。
今回は12人の枠に14人が立候補しました。
やる気あふれる50期のみなさんの演説はどれも素晴らしかったです。
”先輩たちの真剣な姿や盛り上げている姿を見て自分も楽しい行事を作り上げていきたい!”
”どんな人でも楽しく過ごせる学校にしたいです”

”この学校に来てよかったと思える学校にしたい”

”みんなを楽しませたい”
”今日楽しいなって思える日をつくりたい”
”一人でも多くの人が楽しめる機会を一回でも多くつくる”



”いつも笑ってみんなを元気にしたい!”
思いはそれぞれ違いますが、学校のことを思う強い気持ちがみんなから伝わって来ました。

演説のあとは投票です。

どんな結果であれ、それぞれの立場でできることを頑張っていってほしいですね。

選挙管理委員のみなさんも開票作業お疲れ様でした。
選挙の結果は来週の月曜日に発表になります。
ドキドキしますね。



このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年10月21日水曜日

「自分、この学校にいる中でこの先生嫌だなっていう先生がいません。みんながみんな、面白いところがあって、悪い先生がいないと思う」 近藤廉太くん(高2)のインタビュー


 出身はどこなんだろう?あと、この学校に来た理由を教えてほしいな。

近藤 出身は北海道の登別です。今は下宿にいます。北星余市にきた理由なんですけど、中学校のときに学校に行っていなくて、中学の担任がパンフレットを出してくれて、それで北星余市のことを知った。それで、家の近くにある学校だと「親に甘えてしまうかもな」と思って、寮のある北星余市を見たいと思いました。そのあとに学校祭を親と一緒にきて、ここの学校を選びました。

中学校の時は最初のときは部活動をやっていたんですが、自分は中学校の雰囲気とかで身体的にも心的にも息ができなくて、心も辛くなってきて・・・。でも、友達はちゃんといたんですけど、いきづらい気持ちが出てきて、行かなくなり、行かなくなると行きづらくなるので、毎日家で過ごして朝に寝て、夜に起きる、昼夜逆転の生活になってきた。中2のときからそんな感じでしたね。




  

北星余市の入学した時に印象を教えて下さい。

近藤 中学のときに比べると息がしやすくて、本当に大きく息をできるというか、それを噛み砕いて話すと、中学校の時は人の目を気にしていた。自分の見た目とか、身なりとか、人の目を気にして生活していたから、息が詰まるような生活、落ち着いていられない状況でした。

でも、北星余市にきて、今でも人の目を気にすることもあるけれど、昔よりも楽にいられると思う。一番わかり易いのは、この学校は職員室に入りやすい学校なんですよ、びっくりするぐらい。そこは本当にすごいと思っています。他の学校から見ると、ノックをしてから「すいません」と入ると思うんですが、この学校はみんな人がたくさん入ってきて、先生と話したり、コミュニケーションをとっていて、憩いの場みたいになっている。居場所のようなものになっているのが、いつもすごいと思っている。みんなくる、職員室に。生徒がいないときがない。それはやっぱり先生たちがそういう先生だから、生徒たちも来たくなるんじゃないかなって思うんですよね。

あと、自分、この学校にいる中でこの先生嫌だなっていう先生がいません。みんながみんな、面白いところがあって、悪い先生がいないと思う。生徒と先生、いい意味で全員が変なんだと思う(笑)、でもそれが良い所なんだと思う。みんな個性があって、いろんなことを考えられていて、みんなすごいところがあって、そんな風に日々思う。この生活がいいなっていつも思う、すごい勉強になる。







いいね〜、そういうの。楽しかったことはどんなのがある?

とりあえず自分は楽しいこととかを悔いをないようにして過ごそうと思っていて、部活動とかをすごくやっているんですが、自分は1年生のときから軽音部をやっています。かおるくんというピアノができる子とバンドを組んでいる。それをやって、1年生から2年生にかけて表現する場でライブとかやらせてもらっているですが、そのときは最高です(笑)。そういう表現とかも好きだから、とっても楽しいです。



この学校にはどんな人が来てもらいたい? 

やっぱり、普段の生活が楽しくないと思っている人、中学生とか高校生とか枠がとらわれなくていいと思っているんですが、高校に入れるぐらいの年の人だったら、どんな年でも来て欲しいと思っています。ここにきて、楽しんでもらえたらなと思っている。何か今の状態から抜け出したいと思ったり、どうにか変えたいと思ったら、ここの学校なんだと思う。特に北星の学祭とかに見学とかきたりしてほしいと思っています。 このエントリーをはてなブックマークに追加
 
Copyright © 2010 北星余市は今 @HokuseiYoichi. All rights reserved.
Blogger Template by