進学を希望している3年生の希望者12名を連れて、同じ北星学園グループの北星学園大学に見学に行きました。
この企画は、各大学のオープンキャンパスが始まる前に、大学とはどんな場所か、大学の日常を肌で感じ、自分のキャンパスライフをイメージしてもらいたいという趣旨で、文学部・心理・応用コミュニケーション学科(通称・心コミ学科)の片岡徹先生に、学内を案内して頂けないか相談してみたところ、快く引き受けてくださり、実現することができました。
大学に到着して生協に入った瞬間「コンビニみたいじゃん!!」「え、ATMもあるの!?」と珍しげにキョロキョロ辺りを見回す生徒たち。
片岡先生から「見たいところはありますか?」と聞かれて、
「図書館を見てみたいです。」
「福祉の道に進みたいので、社会福祉学部の施設を見たいです。」
と早速要望していました。
大学という場所自体初めてなので、教室に入ると「広っ!」「すげ〜」と思わず声が上がりました。上下にスライドする黒板を見てドラマのガリレオみたいという声も。
皆が席に座ったときに、片岡先生の粋なはからいでプチ講義をしてくれ、とても盛り上がりました。(普段の授業もこのくらい意欲的に聞いて欲しいと思いましたが・・・。)
また、道内有数の蔵書を誇る図書館の規模の大きさには一同圧巻でした。
サークル棟は各サークルや部活などの「部室」が全て一つの建物に入っており、学生たちの根城のような場所です。
この春から社会福祉学部に入学した46期の友善くんが放送研究会の部室にいました。北星余市に在学中、放送局で培ったスキルを生かせるサークルに入り、もうすっかり馴染んでいる様子でした。
最後は「学生食堂体験」。今回、せっかく大学に行くなら学食は是非体験してもらいたいと、入試課にお願いして500円ぶんの食券を発行してもらいました。
ここでも、豊富なメニューと値段の安さに皆心はずませ、どれにしようか目移りしていました。
現在、社会福祉学部にいる45期の山本さんや46期の松岡くんも講義が終ったあと合流してくれました。二人ともすっかり大学生の雰囲気で、なんだかカッコ良かったです。
松岡くんが講義のノートを見せてくれました。きれいにまとめられていましたが、ただ板書を写したのではなく「講義を聞いて、自分で重要だと思ったことをメモしている」とのこと、”これぞ大学生のノート”というところも実際に先輩から見せてもらえたことは思いがけない副産物でした。
参加した生徒たちは、大学の日常に触れ、自分の大学生像を思い描いたのか、見学中、生き生きと目を輝かせていました。大学進学への思いを新たにしたことと思います。次はオープンキャンパスに自ら足を運び、大学の特色や学部の内容などをしっかり見てきてほしいです。
心コミの片岡先生、ご協力ありがとうございました!
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