2011年2月1日火曜日

世界に翔いている卒業生たち。英語を使う。

おおお、なるほど、こういうことでしたか。年末12月に「模造紙に世界地図?しかも、さかさま??」で書いた謎が解けました。進路担当の本間先生、模造紙に世界地図をさかさまに書いていたのですが、3年生に進路紹介の一環で、世界各国に留学している本校卒業生からコメントをよせてもらって、それを掲示するという企画だったようです。



ふむふむ、そういえば、本校の卒業生は年に2~3人以上、卒業後に海外に留学しています。意外と興味深いのが在学中に英語がそれほど得意でない生徒も多いこと。海外に興味を持つ、、、例えば、発展途上国の貧富の差を知りボランティア活動を始めたりするものから、「なんとなく、かっこいいね」という感じでその雰囲気にあこがれたり、、、、そういうことで海外に飛び立っている生徒が、いってからうまくいっていること。

Necessity is the mother of invention.

そんな感じでしょうか。2010年9月18日号の週刊東洋経済に「非ネイティブの英語術」という特集が組まれていました。世界の英語話者の人口のうち、非ネイティブは9割である、そしてその大半がブロークンイングリッシュだということが書かれてありました。

確かに、私も海外にいって現地の外国人の方と英語で会話していて思うのは「この英語、なんかおかしい??」ということ。つまり、文法的に明らかに間違っていたり、発音が授業やCNNのニュースなどで使われている英語とは程遠いものだったりするのです。それでも、「あちらの方」は勢いよく、笑顔で自信ありげに話しかけてくる。奥ゆかしい日本人である私は、そのたびに「ん、、、自分が間違っているのか…」などと考えてしまうわけですが、英語は私の方があっているわけです。

ただ、私に間違っていることがあるとすれば、それを使う姿勢でしょうか。間違っても、発音が多少「なまって」いても、知りたいことがあって、話したいことがあって、人と接する。そういうことが大切なんだと思った今日でした。

しかし、、、世界地図がさかさまな理由はなんだろう。






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「逆さまの世界地図」の理由

 3年生の授業に「現代文」という科目がありまして、そこで使用している教科書に「逆さに地図を眺めてごらん」という作品があります。筆者はSF作家の小松左京氏です。
 ざっくりと内容を語ると、固定観念や習慣にとらわれて物事を見ると、新しい発見がないばかりか、間違った方向に進むこともある。目の前に転がっている事柄は「あるがままに見る」ことができる事で、新しい発見や新しい基準を作り出すことができる。というものです。
 その作品が試験問題に使われたときに、本間先生が試験監督として3年生の教室に行ってました。問題文を見ていたとき「ピンっ!」と反応したそうで、「いつかこんな地図を描いて、何かに使ってやる!」と企んでいたそうです。
 今堀も、数年前、この作品を授業で使いましたが、なかなか面白いです。ちなみに、未だに逆さの地図を「あるがままに見る」ことはできていません・・・。



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2011年1月27日木曜日

余市町「図書館だより」より

余市町図書館便りに、最優秀賞を取った平林さんが投稿しました。とても良い文章でしたので、こちらで紹介します。余談ですが、この図書館だよりを読んだ町民の方から、平林さんにファンレターが届いたとのことです。うれしい反応に、我々教職員も温かい気持ちになりました。
なお、この文章は昨年12月に載ったものですが、今堀が暖め続けたものです(いいわけ)。

自分の思いを言葉にして・・・
 3年間の高校生活が終わろうとしている。人間関係のこじれから、前の高校をやめた私は、2つ遅れて北星余市に入学した。友達はもういらないと思っていた。全ての人間を嫌って、全てのことに無関心だった私に、親はもう一度青春を味わわせてあげたいと言った。その親も思いにも無関心で3年間を空しく過ごしていくんだろうと思っていた。人との関わりを避けて通ってきた私は、途中で逃げ出すかもしれないとさえ思っていた。
 北星余市に入ってから、人との関わりが増えた。友達も何人かできて、信頼できる先生も見つけた。人間との関わりが増えると、みんなの悩みも見えた。つらいのは自分だけではないんだと思えた。些細なことでケンカをする時だってある。つらくて涙が流れることだってあった。だけど、人は話せばわかり合える。言葉を持っているから。私は、いつの間にか、友達を大切だと思えるようになり、物事にも、関心を示せるようになっていた。
 そんなとき、先生に読書感想文を書いてみないかと声をかけられた。私は、本を読むのが好きだ。本は読んでいるといろんなことを考えられるから。時には落ち込んでいる自分を励ましてくれ、時には、臆病な自分に勇気をくれたりする。そして文字を書くことが好きな私は、読書感想文を書いてみたいと思った。たくさん持っている愛読書の中から一冊選んで、改めてじっくり読み、感想文に挑んだ。と言っても、読んだ感想を書けばいいだけ、何も気取ることはない。気取る前に、私は、自分の気持ちを言葉にするのが苦手なので、、思ったことを書いた。
 後日、私は、賞を取って表彰された。うれしくなって親に賞状を送ったら、喜んでくれた。徐々に思いを言葉にできるようになっていった。だから、読書感想文を書いたことは、自分を変えてくれた大切な宝物だ。そして、何より、親には感謝してもしきれない。たくさんの宝物を与えてくれた親には、これから、少しずつ何かを返していこうと思う。北星余市を卒業したら、私は二十歳になる。まずは、両親に「ありがとう」の言葉を返そうと思う。


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2011年1月26日水曜日

Live Act Against AIDS in 余市、今年度も開催します。2月5日(土)、余市町公民館にて。

Live Act Against AIDS in 余市、今年もやります。去年も年末に行った活動です。

日時:2011年2月5日(土) 13:30~
会場:余市町公民館

北海道余市紅志高等学校との共催で、昨年度から開催しているライブ。
LAAAとは、、、、以下、Act Against AIDSのHPからの抜粋です。

AAA(Act Against AIDS/アクト・アゲインスト・エイズ)は音楽業界を中心に力を合わせ展開しているエイズ啓発運動です。
1993年活動開始以来、アーティストやミュージシャン、クリエイター、業界関係者、そして小学生・中学生・高校生にいたるまで、多くの参加者に支えられ、「エイズについて考えよう」「エイズをもっと知ろう」「エイズについて出来ることをしよう」と、コンサートやイベント、学校の文化祭、授業など様々なステージからアピールを行っています。
AAAは、ひとりでも多くの方にエイズへの関心を持っていただくための活動を展開しています。エイズについて関心を持つことで、解決していく問題はたくさんあるからです。
関心を持つことは、今すぐその場で出来ることです。その「きっかけ」をつくることが、まず第一歩です。
AAAはみなさんと同じ視点で考えます。明るく楽しい運動を目指し実践します。
Act Against AIDS公式ページ: http://www.actagainstaids.com/

これを余市町でもやっちゃいましょう!というのが企画の趣旨。現在、それぞれ作業に取り掛かっております。みなさんも、ぜひお越しください。






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2011年1月19日水曜日

さて、おかえりなさい。北星余市、3学期スタート。



今日から3学期がスタート。3年生は卒業目前で、社会に出る前のわくわく感を味わいつつ、同時にその覚悟をするとき。1年生・2年生は、それまでの生活を振り返り、成長、未熟を感じつつ、進級目指して、もうひと漕ぎする時期。



2学期末にはこんなになかった雪に驚くみんな。でも、放課後、気がついたら数名の教師と一緒に屋根の雪下ろしをしている生徒の姿。おおお、えらいし、若いって素敵。 このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年12月17日金曜日

二学期終了!

今日は生徒達(+先生方?)が待ちに待った終業式です。

昨日で2学期の期末テストも終わり今日は終業式!
朝のホームルームで担任の先生方にスーツケースを預ける人多し・・・・。
もう心は故郷へ行っているのでしょうか?


本校の終業式はクリスマス礼拝と一緒に行われます。
今年の出し物は・・・・トーンチャイム、ハモネプ、教員の歌でした。
まず初めに登場は、有志の生徒達+中村先生のトーンチャイムが2曲。
独特な音色から素敵な和音を奏でていました。
写真から音色が聞こえてきそうですね。



お次は、ハモネプ・・・。
3年生の3人と安河内教頭+妹尾先生。
伴奏も声で表現するという難しい物への挑戦でした。
生徒達も珍しく(?)静かに演奏に聴きいっていました。
演奏が終わると同時に大きな拍手が・・・・。





最後に教員の歌、ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」&クラッカーで終了。


生徒の中にはこんな人も。



クリスマス礼拝の後には終業式がありました。
先日行われた冬季スポーツ大会の表彰、生徒会からのお話、規律委員会から冬休み中の注意、校長先生からのお話・・・・。



そしてクラスに戻って今年最後のホームルーム。
1Bに突撃訪問。
駒木君(1B)の顔が輝いていました。笑顔が眩しい!!




谷口先生も何だかうれしそう・・・・???




職員室から窓の外を見てみると大きな荷物を抱えた生徒達が家路へ急いでいました。



来年も元気に会おう!待ってるよ~!See you!




完!

Y.K

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2010年12月10日金曜日

冷水トンネル工事見学




総合講座「後志探訪」の2学期最後は現在施行中の赤井川冷水トンネルを見学させてもらいました。
ヘルメットをかぶって、まだ舗装されていないトンネルをクルマで1000メートルほど進み、途中からは歩いて行きました。外は雪が振っているので、トンネルの中も暗くて寒いイメージがありましたが、トンネルの中は思いのほか明るく、そして気温も汗ばむほど暖かかったです。今は照明をほとんど落としているけど、工事中はたくさん照明を使用するので、もっと明るいそうです。


もちろん皆、施工途中のトンネル内に入ることなど、初めての経験なので、興味津々で、案内してくれた職員の方に「掘って行く方向はどうやってわかるんですか?」など、次々とたくさん質問をし、携帯カメラにも納めていました。普段めったに見ることのできない特殊な重機も色々と見せてもらいました。1機およそ○億円するとのこと(驚)。


これらの重機で一日1メートルずつ掘削して行き、あと残り100メートルほどで開通するとのことです。地下水が豊富なため、地質や湧き水の影響に最大限配慮して工事を進めているそうです。



たまたまこの日の工事は終っていたので、空気も澄んでおり、端まで行くことができました。工事中は掘削時に出る土埃が舞い、マスクをしないと呼吸ができないほどだそうです。案内してくれた施工職員の方々、お忙しい中本当にどうもありがとうございました。
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ヨット部の卒業アルバム写真

3年生部員による無茶な要求、「雪原でヨットの写真を撮りたい。それを卒業アルバムに載せたい」に応えて、本日ヨットの艤装を行いました。
「雪原」とまでは行きませんでしたが、雪の風景の元写真撮影が終わりました。



アルバムに載せる写真をここには載せられませんので、準備風景の一コマを載せました。
この後、約1分間の雪合戦もありました。

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2010年12月9日木曜日

冬のスポーツ大会 「大汗ダイヤモンド」 開催

冬のスポーツ大会「大汗ダイヤモンド」が行われました。
3年生にとっては、最後の行事。いやでも盛り上がります。
1.2年生も、「簡単には3年生に勝たせないぞ!」の意気込みも見られました。

オープニングは、生徒会執行部と有志によるダンス。
執行部と有志、合計15名による、AKB48の「大声ダイヤモンド」。
執行部だけでは人数が少ないため、「一緒に踊りませんか」に応えてくれた生徒とともに踊りました。なかなか迫力もあり、いいオープニングでした。残念ながらビデオに撮れなかったため、今回は写真です。



選手宣誓は3年生、黒坂くん。
メモを手に壇上に上ると「メモを見ないでやりな!」とクラスメートから声がかかりました。突然のリクエストに応えるものの、思い出すのに集中して右手が挙がっていません。次に「手、忘れてるよ!」と声がかかります。会場は笑いに包まれていました。
黒坂くんの宣誓
「宣誓。僕たちは、この冬のスポーツ大会で一人一人が本気になり、スポーツの楽しさ、悔しさ、感動を知ってもらい、クラスの団結、学校の生徒みんなのまとまりがもっと良くなり、すばらしい学校になる一歩とし、思い出の一ページに残るようなスポーツ大会にすることを誓います。」



それぞれの試合の一コマです。
男子バレー

女子バレー




男女混合バレー

試合結果により、各種目点数をつけて総合優勝も決めます。
表彰式は、12月17日(金)終業式の日になります。
さて、どのクラスが優勝するのでしょうか。


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冬季スポーツ大会2010オープニング映像

放送局員が制作した冬季スポーツ大会のオープニング映像です。

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2010年12月8日水曜日

模造紙に世界地図?しかも、さかさま??

進路担当の本間先生が何やら怪しげなものを…。「翔け!!世界へ!!」と銘打たれた模造紙には、世界地図がさかさまに書かれていて。





ほうほう、これを手書きで写したんですね。さて、これはいったい何に使うんでしょうか…。
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学校紹介DVD

42期卒業生の國兼くんや今野くんが中心となって制作し、既にDVD化されている、北星余市の「学校紹介DVD」をYouTubeにアップしました。挿入歌も40期卒業生の山口真依さんが作詞・作曲して歌っています。企画・構成・撮影・編集、全て生徒たちで創り上げた手作りの映像です。

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2010年12月7日火曜日

「18歳の選択」本編

放送局が制作したドキュメンタリー作品「18歳の選択」ですが、出品した映像祭の主催者がYouTubeにアップロードしたので視聴できるようになりました。各地の教育相談会で、お父さんお母さんたちから「見たい」という要望が多かったのでご紹介します。是非ご覧ください。

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2010年12月4日土曜日

休日の生徒会企画「クッキング・パーティー」。手作りハンバーガーとドーナツ。

今日は土曜日。なのに学校の一部はにぎやかに盛り上がっている。45期後期生徒会の企画。10月に代替わりで2年生が生徒会になりましたが、45期の生徒会も「自分たちの生活を楽しいものにしたい」といろいろ考えているようです。


今日の企画は、クッキング!テーマはハンバーガーとドーナツ。








で、いただきます!












この企画、総勢25名ほどが集まりました。作りながらみんなでワイワイガヤガヤ、そして食事中にも「それぞれ名前くらい覚えていってほしいので、自己紹介をしてください」と文化委員長の渡辺くんから。ふむふむ、いいですな。


北星余市では、クラスや学年の横のつながり、そして先輩後輩の縦のつながり、また下宿生活でのつながりといろいろなつながりがあります。だから、クラスや学年が違っても、名前や特徴を言うと「ああ、あの子ね」とお互いが知っている。けど、実際関わる場面というのは少なかったりもするので、こういう機会があるとまた新たなつながりができたりするわけです。


いいですね、そういうつながりって。縁ですね。そこから、また気の合う仲間ができていくわけです。


それにしても、おいしかったなぁ。校内は海外のハンバーガー屋さんの香りで充満しています。 このエントリーをはてなブックマークに追加

中央水産試験場見学



総合講座「後志探訪」で、余市町内にある中央水産試験場の見学に行きました。
余市にある中央水産試験場は、とても歴史のある場所で、実は日本でも最先端の水産の研究をしている機関です。

はじめに、ここでどのような研究をしているのか、説明してもらいましたが、生徒たちは知らなかったことばかりで、驚き、好奇心からたくさん質問もしていました。波を起こす実験の設備や展示なども見学させてもらいました。

江戸時代からある魚の「スリミ」は昔は生の魚でしか作ることができなかったので、加工場は港の近くにしか建てることができませんでしたが、水産試験場の研究によって冷凍の魚からも作ることができるようになったことで、港のない地域でも製造が可能になり、雇用の創出にもつながったそうです。

丁寧に説明してくださった職員の方々ありがとうございました。 このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年12月1日水曜日

余市は雪。SNOW MANのお出迎え。

朝、出勤した時に出迎えてくれたSNOW MAN。



ここ数日、雪が降ってる余市です。誰かが作ったんでしょうね。目とボタンは、松ぼっくり。朝からちょっと癒された瞬間でした。 このエントリーをはてなブックマークに追加
 
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