3月1日の卒業式に向けて、「浮き文字」作りが行われています。
「浮き文字」とは、入学式や卒業式の時に、ステージ上に貼られる大きな文字です。現1年生(49期生)の入学式は「麦」でした。
この言葉や色合いは、担任団の希望を取り入れます。
浮き文字作りは、なかなか大変な作業です。今回も担当した教員が、空き時間を利用して、製作しています。
まずは、以前本校で書道を教えていた伊藤みちこ先生に、大きな文字を書いてもらいます。
かなり大きな筆を使います。バケツの中はもちろん墨汁です。
その文字を丁寧に切り取ります。
そして、スタイロフォームを、その切り取った文字と同じ形に切るのです。
まだまだ作業は続きます。色塗りは、白を下塗りしてから、本塗りをします。手間はかかりますが、そのほうが良い色合いになるのです。
今回卒業する47期生の入学式は「萌芽」でした。
3年後に迎えた卒業式。萌え出た芽は、どう成長したのでしょう。
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