先週報告した通り、全員進級に向けて、生徒も担任も頑張っています。
今回は、国語の今堀先生から「素敵な短歌があるんだよ」との話をいただき、原稿を書いていただきました。
いつもお世話になっている、市川写真館さんのスナップとともに、卒業式を思い出していただければ幸いです。
<国語科 今堀より>
3月2日(土)の卒業式に参加した1年生の思いが詰まった「短歌」です。
国語のテストで創った物ですが、いろんな感想を見ることができました。
1年生にとって、初めての北星生活を身近で助けてくれた先輩達への思いが感じられる歌ばかりでした。
今回紹介するのは9首ですが、このほかにもたくさんいい歌がありました
あこがれの 先輩たちの晴れ姿 自分も絶対 北星(ここ)で卒業
旅立った 北星の人 決意の目 大人に見えた さびしくなるね
壇上で 叫ぶ姿は鳥肌もん 強く思えた 俺も卒業
胸を張り 顔をゆがませ大声で お礼を述べる 私の教科書
卒業す 先輩の言葉を聞くと 親孝行をしてみたくなる
大感動 努力の意味が報われる 俺ももらうぞ 卒業証書
短いな あっという間のさよならは さみしいけれども成長だよね
先週の卒業式を見て思う 二年後僕もあの場にいたい
先輩の最後の姿かっこよく ああなるために頑張ってゆく
くわしく説明する必要もないくらい、ストレートな思いばかりです。卒業する3年生の姿に、2年後の自分たちの姿を重ねて「ここで頑張るぞ」の決意を持ってもらえたとしたら、3年生達はきっと喜ぶことでしょう。