今年の春から、余市町内にある北海道大学北方生物圏フィールド科学センター生物生産研究農場余市果樹園で、放送局がりんごの一年を追ってきました。先日、今年最後のりんごの収穫だったので、撮影に行ってきました。
この「りんごの一年」プロジェクトは余市町企画政策課と北海道大学の協力によって始動しました。自分たちの学校のすぐ近くに、このような大学の研究施設があり、こうして見学できるというのは恵まれていることです。
これまで、放送局の2年生が中心になって取材を続けていましたが、今回は2年生が修学旅行のためいなかったので、3年生の局員がサポートメンバーとして行ってくれました。
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りんごのつぼみ(5月初旬)
5月中旬
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5月の撮影の様子 |
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りんごの花(5月下旬)
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選定のために切ったりんごの花の枝を分けてもらいました。
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6月
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この時の実はまだ酸っぱかった・・・ |
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7月 |
5月初旬にはまだつぼみだったりんごの木も、やがてきれいな花が咲き、そして、真っ赤に実る立派なりんごになりました。果樹園のスタッフ方々が毎回とても丁寧に詳しく解説してくれたので、ここまで来るのに、ずいぶんと手間ひまがかかっているということがわかりました。詳細は映像で紹介したいと思います。
今回は収穫したりんごをその場で切って食べさせてもらいました。今木からもいだばかりの、まさに完熟りんごです。甘酸っぱさがジュワーっと広がり、太陽と大地の恵みがそのまま入ってくる感じがします。
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包丁で切ると、中に蜜が入っていました | | | |
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収穫体験 |
高所作業車にも乗せてもらえました。こんな機会はめったにありません。とても貴重な体験ができました。
横のレバーと足元のペダルで向きや高さを調整できます。
カメラを持って乗ると、映画の撮影機材のようですね。
お土産に、りんごもたくさん持たせてもらえました。2年生が修学旅行から帰って来たら皆で食べます。
取材を通して、普段何気なく食べているりんごも一個一個丹精こめて作られているのだということがよくわかりました。取りためた映像は年度内にまとめる予定です。