今日は3年生が一年間やってきた総合講座の発表会でした。
2年生はそれを見て、来年の総合講座を決めます。
いろんな総合講座がありますが、机の上の授業とはちょっと違う勉強ができてよい経験ができたのではないでしょうか。
アンサンブル講座
陶芸
木彫
北星太鼓
合気道
社会福祉
油絵とシルバージュエリー
クッキング
凧
書に親しむ
琴 Tweet
今日は3年生が一年間やってきた総合講座の発表会でした。
2年生はそれを見て、来年の総合講座を決めます。
いろんな総合講座がありますが、机の上の授業とはちょっと違う勉強ができてよい経験ができたのではないでしょうか。
月曜日~火曜日は1Bのスキー授業でした。
こちらもお天気良かったみたいですね♪
ニセコの素晴らしい雪をみなさん堪能できたみたいです♪
帰りのバスではみんなぐったり。
担任の妹尾先生お疲れ様でした。
今日も3年生から「卒業にむけて」というテーマでお話がありました。
3年C組
卒業について意識しだしたのはごく最近である。それも冬休みが終わって学校が始まった後に担任に進路について呼び出された日であった。
うちの学年、クラスのみんなの前には様々な卒業後の道がみえているそうだが、私の前には何もないこと、そして私がクリアすべき課題が残っていることを改めて言われた時であった。
私は臆病で弱い人間である。自分の弱点を直視せず、そこから逃げ続けて来た。思えばこういうところを自分の弱点として認め直視する事が必要だった。だが、そんな自分なんて嫌いだし、見たくもない。本当はメンタル面だって弱いし、心配事だって悩みだって尽きない。そんな自分が嫌だから逃げた。逃げ続けた。やる事もやらず楽しい事だけをやり続けた結果、今の状況に陥っていたのであった。
呼び出された日、私はその事実にも気づいたが、どうしても克服する事に抵抗があった。深い理由もなくまだ楽をしたい自分がいたから。
しかし、変わるきっかけというのはそうそう訪れないし、今すぐにでもやらなきゃいけない事だともわかっていた。
そして周りの3年生がそういうことから逃げずに向き合った結果変わって来たことを知り、自分ももっと早く向き合えば良かったと後悔した。
私は卒業までの短い時間を変わる事に使おうと思う。遅いしもしかしたら手遅れかもしれない。卒業式の当日に浮かない顔をしているかもしれない。それでも私はやってみようと思う。そうしないと私は本当に駄目になってしまうかもしれない。
1、2年生の皆様、私みたいに逃げ続けている人間もいると思います。でもいつか本当にやるべき事と対面しないと絶対に駄目だと思います。私のようにならず、向き合って生活してください。
3年A組
私は5年前、43期生としてこの学校に来ました。その頃の私は、毎日のように仲間と中抜けをして、遊びに行っていました。やる気や忍耐力がほとんど無く、ダラダラした生活を送っていたのです。
そして私は、学校生活や人間関係などの縛られた生活が面倒臭くなり、学祭くらいから休学に入りました。
その後は、仕事をして生活をしていたのですが、休学を始めてから、約二年経ったある日、特に理由はなかったのですが、急に学校に行きたくなり45期生としてこの学校に戻って来ました。
戻ってきた私は、これがやり直す最後のチャンスだと考え、クラス委員長やクラブの部長、ボランティアなどいろいろな事に挑戦しました。活動が重なり、忙しくて大変だだった事もあります。しかし、くじけそうな時もありましたが、諦めずにこれまでやってくる事ができました。昔の自分だったら、このような生活や活動はできなかったと思います。精一杯やれば、どの様な事でもできると感じた学校生活でした。
そして、卒業式にしたら私は看護師になるべく、大学の看護学部に進学します。実習や勉強も多く、普通の学部よりも大変だだと思いますが、この3年間と同じ様に忍耐強く、精一杯の努力をしていきたいと思います。
ここまで支えてくれた同級生の皆や先生方、本当にお世話になりました。今までありがとうございました。
朝の放送礼拝でそれぞれのクラスの3年生が卒業を前に思いを語ってくれています。
今日は3Bの生徒の礼拝を紹介したいと思います。
1月25日(水) 放送礼拝 3年B組
自分はなんとなく、青春したかったから、この北星余市に来た。そんな人って多くないですか?卒業なんてする気も無ければ、出来るなんて思ってもいない。そんな俺が、この学校生活が始まって、変わる気なんて無い中で、事あるごとに担任含めて、うざく、しつこく指導室に呼ばれた。やはり学校の先生は改めてうざい、どこも変わらないと感じていた。
学祭後に謹慎に入った。そして、噂のあったべやに連れていかれた。担任が毎日来て話す中で、遂に俺はこん負けし、地元での事について正直に話した。話してからは、学校に残れるかどうか、会議の結果を待つ日々が続いた。この頃には学校に対して、残りたいという気持ちが芽生えていた。そして、残れることになった。ただし、時間数は無く、1日も休める状況でもない。最悪、授業数によっては、2年にもなることが出来ない。それでも、史上初の全員で2年生を目標にしていた、45期1Bに戻りたかった。
謹慎をきっかけに人と関わりたくないと思った。今までの力での人間関係ではなく、人としての関係を作ることを意識し始めた。それから、俺へのクラスや学年の目が変わってきた。今までに無かったが、悪い感じもしなかった。みんながみんなの事を想い、みんなで同じ方向を向くようになって行った。そして、1年が終わった。誰からも無理と言われ続けたことだが、誰一人辞めることなく45期1Bが終わり、自分らの力で奇跡を起こした。
俺は2年生になれた。後輩も出来た。それから先は早かった。思い出も色々出来た。3年の学祭では、合唱も担任が関わらないと宣言したが、自分らだけでもしっかり歌えた。クラス企画は本当のスターバックスと同じ雰囲気になるくらいすごいものが作れた。もうすぐ、自分では出来るなんて思ってもいなかった卒業を迎える。小学校・中学校の卒業式はグチャグチャにしたが、今回の卒業式は堂々と45期3Bの一員として、胸を張って卒業したい。
卒業したら、クラスの皆と顔を合わせる事が無くなってしまうだろうけど、自分らしく、誘惑に負けずに、頑張って行きましょう。そして後輩らも、頑張ってください。今までありがとう!
聖書を読みます。新約聖書18ページ、マタイによる福音書10章16節
See, I am sending you out like sheep into the midst of wolves; so be wise as serpents and innocent as doves. わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。終わります。
入賞作品一覧 |
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