大分県から入学してきた太田有香さんは高校3年生。もうちょっとで卒業です。その彼女が本校に入った理由や学校の雰囲気に関して話してくれました。
なんで北星余市に入学したの?
太田 えっと、縁があったんですけど、中3のときに知り合ったとある施設の方がいて、そこで働いていた方が北星余市出身でした。中学卒業したら家を出たい、と話していて、「だったら行ってみる?」と言われて、北星余市にきました。
北星余市にきたときの印象はどんなものだった?
学校に慣れるまで時間かかった?
ただ、人見知りだったので、みんなとワイワイしたり楽しくなってきたのは高2の途中ぐらいだった。今になってみれば高1のときは壁を作っていたな、と思います。なんか一歩引いてみてしまうというか、冷めてみてしまうというか、そういうところがあったんだと思う。
あと、親との関係性が変わった。最初は全然ならなかったんですが、高3ぐらいになってホームシックになってきている、ようやく実家に帰りたいと思うようになってきた。今は親とむしろ仲良くなったというのがありますね。
離れてみてから親と仲良くなった?
そうなんだね。あと、さっき高校2年生のときから少しずつ楽しくなってきたという話があったけれど、何が変わってきたんだろう。
北星余市にきて一番楽しかったことってなんだろう?
この学校にはどんな人に来てもらいたい?
北星余市を一言で表すというと、どういう学校なんだろう?
え、一言で表せない(笑)。私は自分の好きなことに手を出せるきっかけをもらえた学校です。たとえば、総合講座で海外に住んでいる人と出会えたんですけど、その人がフリースクールの一員みたいなことをやっていて、毎週日曜日に私も手伝わせてもらっていて、そういうのが面白い。子どもと関わらせてもらったりとか、海外のことに興味があるので、海外の人と一緒に御飯食べたりとか、作ったりとか、そういうチャンスをもらうことができましたね。
インタビューに答えてくれて、ありがとう。
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